松戸市馬橋にて漆喰の劣化を指摘された屋根の調査を行いました
更新日：2021年12月18日
松戸市馬橋にて「近隣で工事をしている業者の方より屋根の漆喰に異常があるのでメンテナンスを行ったほうが良い」とのご指摘を受け漆喰の状態が心配になられたお客様よりお問い合わせを頂きました。
現地調査
現地調査にお伺いいたしました。屋根は切妻形状の屋根になっております。漆喰を確認する前に棟の様子を確認すると、棟自体に大きな歪みは見られませんでしたので棟内部の土の流出はあまりないと思われました。棟が歪んでしまうと漆喰の補修では直せませんので棟取り直し工事が必要になります。
指摘を受けた漆喰の調査を行うと、2階の屋根の漆喰は多くの部分で剥離がみられ土が見えてしまっている状態でした。この状態では、雨が吹き込んだ際に土に染み込んでしまい土の流出へと繋がってしまいます。土が流出してしまうと棟が崩れてしまう危険性がありますので早めの対処が必要です。また、棟端部には元々漆喰で端部処理が行われていますが漆喰が剥がれてしまい端部がむき出しになっていましたので雨の浸入の可能性がありました。
こちらは鬼瓦の写真になりますが、瓦の周りに何も処理されていないので鬼瓦の固定が弱い状態でした。多くは漆喰で鬼瓦の周りを固定しますので鬼瓦がズレにくくなっています。下屋根もありましたのでこちらの確認もしましたが、漆喰は2階と同様劣化が進行しておりました。また、平瓦に割れがありましたので割れ目から雨水が内部に入り込んでしまいます。現在は雨漏りの発生はありませんが防水紙の劣化に伴って雨漏りが発生してしまう危険性があります。
上記の症状が確認できましたので、漆喰の詰め直し工事と破損している瓦の差し替え工事をご提案いたしました。
私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。お困りごとが御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2021年12月18日時点での費用となります。
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