夷隅郡大多喜町で強風から棟板金の剥がれ
更新日:2018年08月07日
大多喜町で棟板金が剥がれてしまったとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
棟板金の剥がれは下屋根の瓦棒屋根から中央の板金が剥がれてしまっているようでした。棟板金には釘抜けや浮きが多数確認できます。
また、外壁と屋根の取り合い部分には隙間ができてしまっていました。こちらは雨漏りの原因ともなりえますのでしっかり補修を行った方が良いでしょう。
点検の様子をご紹介します。
棟板金が強風に煽られ、軒から中央にかけての板金がめくれてしまっていました。貫板がむき出しの状態です。
貫板は木材の劣化が激しく、一部では腐食から腐り落ちてしまっているようでした。この状態では棟板金から釘が抜けてしまうはずです。
貫板が腐食してしまったことにより、釘の効きが弱くなり結果的には釘の抜けや浮きが発生してしまったのでしょう。
そして、今回強風が吹いたことにより板金がめくれあがってしまったことと考えられました。
剥がれていない棟板金の方でも釘浮きや抜けは多く発生しているようです。このままの状態で放置してしまうと雨漏りの発生などが心配されますので、棟板金は交換して新しいものに変えた方が良いでしょう。
また、外壁と屋根の取り合い部分なのですが、こちらはコーキングが施されていましたが隙間ができてしまっているようでした。雨漏りのご相談をいただく際にも外壁と屋根の取り合いにできた隙間から雨水が侵入してしまうといった事例は多くござます。
雨押えなどの板金を設置して雨水が入りこまないように処理をしてあげた方が良いでしょう。
台風通過後や強風時にもっともご相談をいただく内容が棟板金の飛散になります。主な原因として挙げられるのが、経年劣化により貫板が腐食してしまい釘の抜けや浮きが発生し固定力の弱くなった板金が飛んでしまうといった症状になります。
そこで、おすすめしたいのが樹脂製のタフモックを使った棟板金交換になります。木材は劣化により腐食が始まってしまいますが、樹脂製の貫板に変えれば水分に強く腐食しないといったメリットがあります。
当店でも多くのお客様に採用されている、棟板金交換となりますので合わせて施工事例などもお読みいただければ参考になるかと思います。
棟板金交換 貫板交換(樹脂製) 雨樋交換工事
台風通過後、お住まいの棟板金はいかがでしょうか?めくれあがってしまった、飛散してしまったなどの異常を感じた際、もしくは台風通過後で少し心配だからとお考えの際はお気がるに0120-989-742までご相談ください。
記事内に記載されている金額は2018年08月07日時点での費用となります。
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