いつもご覧いただきありがとうございます。長野県駒ヶ根市にて【遮熱塗料】を使ったトタン屋根の塗装工事を行いました。この【遮熱塗料】は「スーパーシャネツサーモSi」というアステックペイント社のフッ素塗料です。

　築20年ほどの家の北面にある屋根にはびっしりと苔とカビが付着していました。

現地調査

　弊社の担当者が２年前の工事箇所の様子を見に伺ったところ、建物の北面の屋根が黒くなっているのを見つけてしまいました。点検を申し出たところ了承してくださり、屋根に上ってしっかり見せてもらいました。

　すると、びっしりと苔とカビが付着していて、雪止めも錆びついていました。写真を見てもらいながらお話を伺うと、今までに一度も手を入れたことがないとのことでした。そこで、今回ついに塗装を決意されました。

洗浄

　カビと苔が酷かった場所も綺麗に洗い流していきます。

　北面なので日当たりが悪く、雪も解けにくくて湿気の溜まりやすい場所です。
　このまま放置しておくと、雪止めの錆びも悪化してしまいますので、やはり今回のように定期的にメンテナンスしてあげると良いと思います。

屋根塗装工事シリーズ②洗浄！！洗浄がなぜ必要なのか？洗浄の役割

下塗り

　今回のトタン屋根は一文字葺きのトタン屋根なので、屋根の折り返し部分を先にハケで塗装していきます。

　下塗りは、遮熱効果のあるプライマーを使っています。
　プライマーは屋根材と塗料を密着させる接着剤のような役割がありますので、塗り残しのないように丁寧に塗っていきます。

中塗り

　中塗りと上塗りは【遮熱塗料】である「スーパーシャネツサーモSi」というアステックペイント社のフッ素塗料を使います。色は「ガルグレー」という濃いグレーです。耐用年数はメーカーの発表で13～16年となっています。

　この【遮熱塗料】というのは、塗膜の表面で紫外線を反射し熱の吸収を抑えることができます。
　熱の吸収が抑えられるので、屋根裏に熱が溜まることもなくなり、室内の温度上昇も抑えられます。実際、遮熱塗料を使ったお客様からは「塗って良かった！」というお声を頂いております。

上塗り～完成

　雪止めの部分も含め、塗り残しのないように丁寧に塗っていきます。
　仕上がる工程は何度見ても気持ちが良いものです。

　途中雨に降られて現場に入れないこともありましたが、無事に完成しました！
　これでまた10年以上も安心して暮らせますね。
　【遮熱塗料】を使ったので、年々暑くなる気候の変化に対応するのにも一役買えたのではないでしょうか。

　【遮熱塗料】に興味のある方は是非一度ご相談ください！