更新日：2016年01月25日

千葉市緑区のU様により外装の劣化が気になるといったご相談をいただき、点検におうかがいしました。早速一番気になっているという屋上部分の点検を行ってみますと、多数のクラックやひび割れを発見することが出来ました。
今まで一度も屋上防水のメンテナンスを行ったことがないとのことでしたので、屋上防水も寿命がきているのでしょう。屋上の防水機能もほぼ切れかかっていた状態であったため、このままでは漏水がはじまってしまってもおかしくありません。屋上のウレタン防水工事をご提案させていただきました。

　
まずは、ひび割れ箇所や傷みの激しい部分の補修を行います。ウレタン防水で新しい防水層を作るためには、健康な下地が必要となります。傷んだ状態の下地の上から新たな防水層を形成したとしても、古い塗膜などから剥がれや浮きが起こってしまうため防水工事を行う意味がなくなってしまいます。
亀裂やクラックが激しかった下地もキレイに蘇りました。

通気緩衝工法での屋上ウレタン防水ですが、通気緩衝シートを張り付けこのシートの上に防水材を塗布していきます。しっかり立ち上がり部にもプライマー処理を行い、3回塗りでウレタン防水を仕上げていきます。最後にトップコートを塗布すれば屋上防水工事の完了となります。

雨漏りや漏水のご相談をいただいた際に多い実例として、ベランダ、バルコニー、屋上などの防水機能が切れかかってしまったことがあげられます。雨漏りと聞くと屋根が原因だと思いがちですが、お住まいの勾配のない平らな部分は雨水が溜まりやすく、水はけが悪くなりがちです。
そのため、劣化速度に早く気が付いたころには漏水や雨漏りが始まってしまうのです。日ごろから点検・メンテナンスを心がけることで雨漏りのリスクを抑え、お住まいにかかるトータルコストを抑えた工事をご提案することができます。

当店では防水工事のご相談も承っております。ご連絡は0120-989-742までお気軽にご相談ください。