更新日：2016年01月21日

千葉市若葉区にお住まいのI様より築40年のお住まいにて雨漏りが発生しているとご相談をうけて点検に伺いました。
早速、室内の雨染みを確認させて頂くと２階天井と2階の階段付近の雨染みを確認することができました。I様は大きな雨染みに少し気が滅入ってしまっているような印象をうけました。

　
原因の特定のため、外装の点検に入ります。すると外壁に大きな亀裂が発生していることがわかりました。大きな亀裂は１か所だけではなく、複数個所確認することができます。また、小さなクラックも複数確認することが出来ました。
おそらく、２階階段付近の雨染みはこの大きなクラックが原因によるものだと考えられます。次に、屋根に上り点検を行います。瓦屋根で葺かれている立派な屋根ですが、劣化が気になります。
漆喰がポロポロと落ちてしまい、だいぶ乾いてしまっています。瓦を一枚あげてみると、下葺きのルーフィング材が破れてしまっていました。天井の雨漏りはおそらく下葺き材の経年劣化により、雨水の浸入を防ぐことが出来ずに発生してしまったものだろうと推測できました。

瓦屋根はほかの屋根材に比べ、重量があるため金属屋根（ガルバリウム鋼板）などでの葺き替えをおすすめしたいところですが、I様にとって思い出深い瓦屋根の景観を変える事に抵抗があるといお話しを聞き、傷んでしまったルーフィング材と野地板を交換する瓦屋根の葺き直し工事をご提案させて頂きます。
また、外壁の素材は土壁であったことから、土壁補修工事も同時にご提案させていただきます。どうせ足場をかけるならとI様のご希望で外壁塗装工事のご提案もあわせてさせていただく流れとなりました。

先週に引き続き、今週末は都心部で雪の予報がされていますね。ぐっと冷え込むことが予想されます。そのような冷え込んだ気温の中、積雪によって雨漏りが始まってしまっては大変です。
事前の点検で雨漏りの危険がある箇所に対策しておいた方が良いかもしれませんね。当店では雨漏り修理も承っております。ご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。