更新日：2015年12月28日

本日ご紹介いたしますのは豊島区で行った屋根塗装の様子です。普段から夏の暑い時期をどうにかしたいと考えていたそうですが、テレビの番組で高日射反射率塗料（遮熱塗料）の存在を知り弊社にお問い合わせをいただきました。屋根の塗装は前から検討していたので、この機会に屋根を塗り替え、さらに暑さ対策もしようと工事に踏み切ったとのことです。

屋根塗装は足場の架設から始まり、続いてその周りにメッシュシートを設置します。足場は高所での作業を安全に行うため、そしてメッシュシートは工事によるホコリや塗料の飛散によって近隣を汚さないための配慮です。それらが終わると高圧洗浄を行います（左写真）。高圧洗浄とは約15Mpaもの高圧水流によって屋根の汚れや古くなって浮いた塗料を洗い流す作業です。この作業を行うことで下地に異物がなくなり、塗料と下地が密着しやすくなります。高圧洗浄を行った後の屋根はちょっと白っぽくなっています（右写真）。

高圧洗浄後、屋根が完全に乾いてから下塗りを行います。今回は高日射反射率塗料のサーモアイSiを使いますので、下塗りには専用の塗料であるサーモアイシーラーを使います。この塗料にも遮熱の効果がありますので、合わせて使うことで高い遮熱効果になります。
下塗りに続いて中塗りからサーモアイSiを使います。ここから屋根に着色されるのですが、色褪せした屋根の色がご依頼いただいた色に変化するのは何度見ても気持ちが良いですね！中塗り後、さらに上塗りで仕上げ屋根塗装は完成です。

　
それでは屋根塗装のビフォーアフターをご覧ください。左写真がこれから屋根塗装を行う屋根です。色褪せと変色により、元の色からだいぶ変わってしまっています。それに対して塗装後は見事に艶が戻り光り輝いています！　そして、ご希望であった夏の暑さ対策として高日射反射率塗料を使っているので、今後の暑い季節には効果が期待できるでしょう。今回使用したのはサーモアイSiですが、街の屋根やさんでは高日射反射率塗料を他にも取り扱っております。これから屋根塗装をお考えの方は、夏場の暑さ対策もそうですが、エアコンによる電気料金を抑えるという意味でも高日射反射率塗料を使った屋根塗装を検討してみてはいかがでしょうか？