ホーム > お住まいの付帯部、破風と鼻隠しの違いや役割とは?
お住まいの付帯部、破風と鼻隠しの違いや役割とは?
更新日:2021年08月23日
皆様の大切なお住まいには付帯部があり、それぞれ役割を担っています。付帯部とはお住まいのどこの部分のことを指すのかというと、雨樋や雨戸、
笠木などのことを指します。付帯部には、破風や鼻隠しという部分もあります。では、破風や鼻隠しとは一体お住まいのどこの部分を指すのでしょうか?また、どのような役割があるのでしょうか。
破風と鼻隠しってどこにあるの?
お住まいには様々な付帯部がありますが、破風と鼻隠しは、屋根の軒先の先端部分に設置されています。破風と鼻隠しは似たような場所にあります。破風と鼻隠しの違いとは、雨樋が設置されている方の軒先の先端に設置されている横板状の部材を鼻隠し、雨樋が設置されていない方の先端の板を破風(破風板)と呼びます。似たような場所に設置をされていても、雨樋の有無により名称が変わってくるのです。鼻隠しは、垂木の先端部分(鼻先)を隠すために取り付けられたことにより、鼻隠しという名称が付けられたそうです。では、破風と鼻隠しにはどのような役割があるのでしょうか。
破風と鼻隠しの役割とは?
破風と鼻隠しの役割はほぼ共通となり、屋根の耐風性の向上です。破風や鼻隠しが屋根の先端に取り付けられていることで、風を分散させることができます。台風などの際には風によって流されてくる雨も分散させ、屋根と外壁材が接合されている部分に到達させにくくさせる役割があります。また、屋根は垂木などで構造されており、破風や鼻隠しがないと内部が見えてしまいます。破風や鼻隠しは、お住まいの美観の向上という役割もあるのです。また、破風の役割として、防火性の向上も挙げられます。住宅火災は下から上に延焼していきます。破風に厚みのある木材など燃えにくい建材を使用することで、屋根裏まで火が回るのを防ぐという役割があります。
お住まいの各部位にはそれぞれ大切な役割があります。お住まいの部位でどこか不具合が発生した場合には、専門の業者に依頼することをおすすめします。私達、街の屋根やさんでは、
無料で点検・お見積りの作成まで承っております。お住まいのことで何かお困りの際には、街の屋根やさんにおまかせください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根のプロが教える!破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法
屋根材は「太陽の熱を受ける」「雨に打たれる」「雪が積もる」「霜がおりる」「暴風にあおられる」などを想定し、自然のなかで耐えられるように作られています。しかし、毎日のように自然の刺激を少なからず受け続けていくうちに、少しずつ傷んでいきます。 傷みは屋…続きを読む
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。