我孫子市中里にてスレート葺きの切妻形状屋根を調査
更新日：2021年08月18日
我孫子市にて行ないました、屋根調査の様子をご紹介いたします。最近雨が続いており思うように調査が進まない日もありましたが、この日は朝から曇り空でしたが雨に振られずに調査を行うことが出来ました。
現地調査
屋根の調査にお伺いを致しました。屋根の形状は切妻屋根と言われるシンプルな形状をしておりました。写真で見ても勾配がキツイのが分かると思いますが、6寸程勾配がありましたので慎重に屋根の調査を行ないます。
屋根全体を確認すると、全体的にスレート表面の色褪せが目立ちました。スレート屋根材の水下側は、水切れが悪く乾きにくい状態になっていました。
既存のスレート屋根材をくわしく確認すると、スレート表面の塗膜が捲れてしまい下地が見えてしまっていました。また、水が滞留してしまっている水下側には苔の発生が多く見られます。屋根の苔は、屋根材の撥水性が低下しているサインでもあり、放置してしまうと屋根材の劣化を早めてしまいますので早めの対応が望ましいです。
切妻屋根の側面に設置されている破風板には、部分的な塗膜の剥がれが有り木材が水を吸ってしまい腐食が進行している箇所が有りました。破風板からの浸水の影響を受け軒天にも水が伝ってしまっています。破風板の塗膜の剥がれは屋根の中腹にあるので、水下側に掛けて劣化が進んでしまっています。
このまま、劣化が進行してしまうと破風板、軒天の交換が広範囲になり補修を行うのが大掛かりになってしまいます。また、軒天が劣化し穴が空いてしまうと鳥獣などの侵入による被害も考えられますので先々を考えると屋根周りのメンテナンスが必要な状態だと感じました。
上記の症状が有りましたので、屋根カバー工事、破風板、軒天補修の工事をご提案させていただきました。
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記事内に記載されている金額は2021年08月18日時点での費用となります。
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