北区上十条にて緩勾配の屋根に防水を施した屋根の調査を行ないました
更新日：2021年08月16日
北区上十条にて、屋根からの雨漏りで困っているので点検・見積もりをお願いしたいとお問い合わせを頂きました。屋根の状況確認を行う為に現地にお伺いをさせて頂き調査を行ないました。
屋根調査
こちらのお建物は、5階建てのマンションなのですが4階の屋上に平屋を乗せた様な造りの計5階建ての造りになっておりました。雨漏りはその5階の部屋からの雨漏りですので様子の確認をさせて頂きます。
こちらが5階の建物の屋根ですが、勾配は緩い為か屋根材の設置は行わない代わりに防水により処理がされておりました。屋根の下地はALCパネルが使用されておりその上に直接防水処理がさてれおりました。お客様にお話を伺うとコールタールと言う石油由来の材料を使用して以前は防水を行なったようです。
防水層を確認すると、複数箇所で防水の膨れが見られました。夏は空気の膨張、防水層の伸びの影響で、下地と防水層に隙間があるとこの様な膨れの症状が多く出てしまいます。冬になると防水層が縮むので夏よりは膨れが少なくなります。膨れが大きくなると、ヒビ割れや破れに繋がりますので早めのお手入れが必要となります。
屋根全体としては、防水の膨れや切れが多く見られました。また、お客様自身で複数回補修を行なったみたいで補修のあともチラホラと確認で来ます、しかし、防水の場合表面だけを補修しても根本的な解決にならないことが多いので、お困りの際はプロにお任せするのが懸命かと思われます。屋根の軒先には、水切りの板金が設置されていますが防水層と板金の取り合い部に劣化が多く確認出来ましたので、これでは板金の内側に水が回ってしまう可能性も有り、水切りとしての役目が果たせなくなってしまいます。
雨漏りの原因としては、防水層の劣化にあるのは確実でしたので全体的な防水工事のご提案をさせていただきました。
私達「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行なっております。感染が拡大している状況ですがお困りの際はお気軽にお問い合わせを頂けると幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年08月16日時点での費用となります。
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