千葉市花見川区の縦葺き屋根カバー工事、スタンビーを使用
更新日:2015年09月17日
千葉市花見川区で行われている屋根工事ですが、屋根の構造で縦葺きのカバー工法を選択したと前回お伝えいたしておりますが、どういう事かと申しますと小屋裏の中でご説明いたします。
屋根の表面上はスレートのコロニアルタイプの屋根材ですから、当然横葺きで葺かれています。小屋裏の中を見ますと通常屋根の頂点部分の棟側から軒先に向かって垂直に組まれている「垂木」がありません。右の写真の屋根側に見えている角材は「母屋木」と言われる部分です。それも鉄骨のトラスに対して母屋木が垂直に、それもピッチが910mmと広いスパンで組まれています。屋根カバー工事ですから野地板にビスを効かせればよいのですが、雨漏りもしている野地板に、もちろんすべてではありませんが、ビス止めだけで新規の屋根材を葺いていくのは、いささか危険が伴います。
こちらの写真はほかのお客様の横葺きでのカバー工法を行う予定の屋根です。表面上はやはりスレートのコロニアルタイプの屋根材で葺かれています。小屋裏の中を確認すると今回の縦葺きカバー工法を行っているお客様の屋根構造とは真逆で棟から軒先に向けて「垂木」が垂直に伸びています。これがどちらかと言えば一般的な構造とも言えます。通常のスパンは垂木間が455mmとなっています。これであれば横葺きの新規屋根材をしっかりと垂木に固定することが出来ます。屋根の丈夫な部分に固定されている方が安心ですよね?このような違いで縦葺きのカバー工法を選択したわけです。
こちらが今回の屋根カバー工事で使用する「スタンビー」です。嵌合式と言われています。そもそも嵌合式とは?簡単に言いますと「はめあう」という意味です。竪に長い屋根材の両サイドに突起物のようなものがあります。形状としてはオスメスになっているため隣の屋根材に「はめあう」形で結合されます。
その前にも新規屋根材のスタンビーの軒先側と棟側に加工を施さなければ固定することが出来ません。専用の工具を使用して一番最初に設置をいたしました軒先唐草に引っかかる爪を作成いたします。この爪を唐草に掛けて棟側から引っ張り上げるという作業が猛暑の中では地獄でした。
記事内に記載されている金額は2015年09月17日時点での費用となります。
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