更新日：2015年6月4日

こんにちわ
新人スタッフのがもうです。

少々話題がそれてしまいますが、本日は新築について少し考えてみました。

最近ポストにオープンハウスのチラシがたくさん入るようになりました。
やはり賃貸住まいの私からしたら、新築って少し憧れますね。チラシの中には月々5万円台から家が建つ！とシミュレーション付きで大きく書かれた広告を目にすることもしばしば・・・
そこで毎回、シュミュレーションの中に固定資産税だとかもろもろの雑費は入ってない。家賃並みはちょっと過剰すぎやしないかな？と首をかしげたくなることもしばしば・・・

ハウスメーカーなどの最近の傾向で、オープンハウスなどの広告を作る際に使う写真は外装ではなく内装にする業者さんが増えてきました。
おしゃれな家具を置いて、外装ではなく内装を撮影するのです。それはなぜでしょうか？理由は2つあります。

　

・お客様がその空間で生活するイメージを想像できる。そのため、分譲地や建売であれば徒歩圏内のショッピングモールや駅などが記載されている事が多いですね。私は過去に何度か徒歩圏内で生活に必要なものがすべてそろう！という文言の中、大型ショッピングモールまで徒歩75分という記載を見て心の中でちょっと無理かなと思ってしまったことがあります。
・お客様のこだわりは主に内装に多く、特に奥様が水回り（キッチン、バスルーム、トイレなど）のグレードにこだわる方が多いこと。ハウスメーカーで今家を建てると水回りのグレードをアップします！というキャンペーンは本当に多いです。やはり皆様がこだわるのは外装よりも生活に密着する内装であることが多いです。そのため、現在では内装を使った広告が増えてきているんですね。

確かに生活する内装にこだわることは自然なことだと思います。これから毎日生活する場所ですので、やはり不便があっては困ります。

内装に予算をかけすぎて気が付くと外装はおろそかになっていませんか？
オープンハウスなどに出向き、住宅の営業マンに家を案内してもらっていると内装や間取り、設備などは熱心に説明してくれる営業の方は多いのですが、外装について詳しくお話ししてくれる営業さんは少ない気がします。
私はオープンハウスや住宅営業さんのお話を聞く機会が多かったのですが、この家のこの屋根についてのここがすごい！などという営業さんはいませんでした。
けれど、外壁や屋根は家を守るためのとても重要な部分だと思います。まず、屋根と外壁がなければ家になりませんので、おろそかにしてはいけない部分ですね。

　

新築で建てたばかりなのに雨漏りがはじまったというのは、実はよく聞く話です。
ハウスメーカーの中でも得て不得手な工事もあり、屋根の形状、家の形状などでデメリットやメリットは存在します。
メリットばかりを強調して、デメリットは全くお話ししない住宅営業さんはあまり信用できませんね。