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ウッドデッキや外壁木部に人工木材はいかがでしょうか?
更新日:2016年2月21日
ここ数日は平年と比べて比較的に暖かい日が続いていますね。しかし、また来週から平年並みの冬場の寒さが戻ってくるということで、暖かくなったり寒くなったりと気温の変化が激しい日が続きそうですので、お気を付けください。
ここ数日、ログハウスの塗装やウッドデッキのメンテナンスなどのお問合せを多く頂いております。そこで、木材のメンテナンスや塗装について調べてみるとおもしろい素材を発見しました。
ウッドデッキに天然木を使用した場合、木材保護を目的とした塗装のメンテナンスは約1年~2年ほどの間隔で行ってあげなければなりません。保護塗料を塗布することにより、耐久性の向上と木材の腐食を遅らせてあげることが出来ます。
しかし、細目に防腐剤などを塗布しメンテナンスを行ったとしても、早くて3年ほどで腐食が始まってしまいます。また、木材ということもありシロアリの被害にあいやすいといった問題や木材のひび割れやささくれなどで素足で歩くことが、少々危険なこともあるといったデメリットがありました。
そこで、近年注目されている資材が人工木材、樹脂材になります。どちらも天然木を模して作られた工業製品ですが、木粉とプラスチックを配合したものを人工木、木粉を含まないものを樹脂木と呼ぶようです。
ウッドデッキの他にもフェンスや外装の飾りなど、これまで天然で作られていた屋外の木部材料として幅広く施工されています。近年、エクステリア業界でも人気が高まっている資材になります。
このが人工木材、樹脂材の最大のメリットとしてあげられるのが、耐久性やメンテナンス性に優れているということです。基本的にウッドデッキなどは屋外に設置されるもので、紫外線や雨・風などにさらされています。
人工木は天然木を原料としていますが、天然木の欠点であった耐久性を上回りしっかりとシロアリ対策が施されています。
プラスチックを多く含んでいるため経年変化が少なく、ささくれや割れなどの心配もありません。また、人工木、樹脂木には塗装の必要がありませんのでメンテナンスが容易であることも魅力の一つです。
しかし、人工木・樹脂木にもデメリットは存在します。実は熱が籠りやすいために、ウッドデッキなどの場合は夏場の直射日光を全面にうけてデッキ部分が大変熱くなります。
メーカーによるとライトブラウンの人工木を午前10時 外気温33度から4時間屋外にて放置した際の表面温度は54℃でした。素足で歩くには厳しい温度だと思います。天然木、人口木に関係なく木部の色の濃さにより温度は異なります。木部の色が濃くなればなるほど表面温度は上がると考えた方が良いでしょう。
また、手触りも天然木に比べると硬くシャープな印象をうけます。
当店ではログハウスの塗装や木部外装のメンテナンスのご相談も承っております。お気軽に0120-989-742までご相談ください。
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