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屋根断熱と天井断熱、断熱方法の違いとは?
更新日:2016年2月16日
袖ヶ浦市の本社では昨日、春一番が吹きました。風の強さからか、屋根材や棟板金の飛散などのご相談を多くいただいております。
屋根の上はなかなかご自身で見る事が出来ない分、劣化に気が付きにくい個所でもございますので、今回の春一番を機会に屋根を点検されてみるのも良いかもしれませんね。
さて、本日は屋根断熱と天井断熱の違いについてご紹介したいと思います。
屋根断熱と聞くと、パッと思い浮かぶのが横暖ルーフきわみなどの断熱機能のある屋根材を重い浮かべてしまうのですが、今回は屋根材ではなく断熱材のご紹介をしたいと思います。
主に屋根断熱には2つの種類があり、天井断熱と屋根断熱に分けられます。
天井断熱とは、一般的なお住まいの天井部分が水平になっている場合が多いと思いますが、この水平な天井の真上に断熱材を敷き天井裏の熱を室内に伝わらないように断熱することをいいます。
断熱工事が容易なことから工事費が比較的安価で抑えられるメリットから多くの一般的なお住まいには天井断熱が採用されている場合が多いようです。
天井断熱を行う場合、断熱効果を高める方法として小屋裏換気があげられます。小屋裏とは屋根と天井との間にできる空間になります。
排気のために換気棟と軒下換気口を設けることで、冷たい空気が軒下換気口から吸収され、温かい空気は自然と上昇し換気棟から排出されます。小屋裏内部が換気され高温になることを防ぐことで最上階のお部屋も高温になることを防いでくれます。
屋根断熱とは一般的な三角形の住宅で、屋根の傾斜に揃えて断熱材を揃えていきます。工事が比較的難しく費用が高価になります。
一般的には店舗や別荘などの勾配天井や小屋裏を利用したデザイン性の高い建物に屋根断熱を採用されますが、生活空間にこだわりのあるお住まいでは屋根断熱を採用される方も多いです。
点検スタッフが屋根断熱のサンプル品を持っておりましたのでお借りして撮影してみました。製品名を【ミラウッディ】と呼び、発泡ポリスチレン板をポリスチレンフィルムで挟み込んだアコーディオンタイプの木造用断熱ボードです。
アルミ仕上げで優れた遮熱性を発揮します。サンプル品の小さな板ですが、ディスクの上で銀色に輝く存在感になかなか圧倒されています。
当店でも屋根断熱を利用して葺き替え工事を行った施行例がございます。冬場の寒さや、夏場の暑さを改善したいとお考えの際はお気軽に0120-989-742までご相談ください。
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