武蔵野市で瓦の補修工事 ハイロール使用
更新日:2015年02月21日
武蔵野市のY様邸に棟瓦の補修工事にお伺いしました。
瓦屋根の被害で多いのは瓦屋根の割れや落下による雨漏りももちろんですが、
棟瓦(屋根の上に出っ張っている部分です)の歪みや崩れもよくお話を頂きます。
屋根の面と面の境目は雨漏りの危険性をはらんだ場所なので古来より施工には十分注意をされています。
棟瓦は泥と漆喰で雨水の浸入を防ぎ、熨斗瓦を数段積んだ上に丸瓦(冠)を設置しています。
泥や漆喰は水分を吸収するので屋根の面に入り込もうとした水分を吸ってくれます。ですから室内に雨が入りづらくなるという構造です。
泥と漆喰は経年で乾燥し崩れてくるのでそうなった場合は善し悪しが出てきます。
そこで最近開発されたのが「ハイロール」という棟瓦の漆喰の代わりの材料です。
主にセメント瓦に用います。
中に心木を設置しそこにかぶせるようにハイロールを設置します。
同じように積んでいくのですが漆喰は積まずにハイロールで覆ってしまいます。
粘着テープが付いていますので瓦に密着し雨や風を凌ぐ効果があります。
新しい建材は耐候性をよく見ながらおすすめをしています。
記事内に記載されている金額は2015年02月21日時点での費用となります。
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