更新日：2015年02月20日

杉並区のH様邸にてジンカリウム鋼板のエコグラーニへの屋根葺き替え工事がはじまり、汚れやコケの発生が目立ち、表面の塗装が剥がれてしまっているセメント瓦の撤去作業を行いました。

　

屋根の上の瓦撤去作業は、ホコリや塵、撤去の際の音など、なるべくご近所へご迷惑にならないよう、職人スタッフの手で丁寧に剥がされ、クレーンでトラックへと運ばれます。
一般的な瓦屋根の場合、その重さは約6ｔ、運搬用トラックの荷台は撤去した瓦でいっぱいになります。
お住まいの一番上に位置する屋根はその素材の重量によって耐震性が大きく左右されます。今回の屋根葺き替え工事では瓦に対して約1/7の軽さのジンカリウム鋼板のエコグラーニという屋根材を葺いていく予定です。エコグラーニは重量が軽いので、地震による建物の揺れを小さくする効果も、いままでのセメント瓦より高いと言えます。

　

屋根の下地、既存の防水シートが見えてきました。一番気になっていた部分、下地の木材が腐食していてケラバ瓦を支えられなくなっていた箇所の下地補修作業を行います。

　
■左写真：補修前のケラバ部分の腐食した下地木材　■右写真：補修したケラバ部下地木材

重たかった瓦はすっかり降ろされ、この後、防水シートを敷いていき、その上に新しい屋根材、重力が軽く、地震に強いエコグラーニを葺いていきます。

杉並区Ｈ様の屋根葺き替え工事のきっかけは、ご近所で雨漏りからカバー工法による屋根修繕工事を施工中にＨ様からお声をおかけいただいたことでした。

Ｈ様のお住まいの屋根はセメント瓦で表面塗装の色褪せや苔が目立ち、漆喰が落ちている状態でした。
「工事が早急に必要だ」と飛びこみの訪問業者さんがきていたそうです。
それまでは無関心だった屋根の事。
本当に工事が必要なの？と不安ばかりが募るものの行動に移せずにいたそうです。
そして屋根をリフォームするのであれば、しっかりと自分が納得できる屋根工事業者を選びたいと思っていた際、ご近所のカバー工法での屋根リフォームを依頼してくださったお客様がＨ様に「街の屋根やさん」をおすすめくださったそうです。

お客様の信頼にしっかりと答えられるよう、引き続き気を引き締めて屋根葺き替え工事を行っていきます！
お住まいの事で不安なこと、お悩み、困っていることなど、ぜひ街の屋根やさんにお任せください。