工場や倉庫の屋根工事で資産を守る!メンテナンスを行う3つのメリット
私たちもたくさんの工場・倉庫の屋根工事を手がけています。倉庫や工場などはその企業様の資産としてとても大切なものだと思います。企業様によってはメンテナンスサイクルを検討され、予算も組み、定期的にメンテナンスをされていらっしゃるところも多くあります。
また、そういった取り組みをしたくてもどうしたらよいかわからない会社様からのご相談もたくさんお受けしています。
【動画で確認「工場や倉庫のメンテナンス」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
【動画で確認「工場や倉庫のメンテナンス」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
こんなお悩みお持ちじゃないですか?
雨漏りは建物などの直接的な被害はもちろんのこと、大切な機械などの設備、商品といったものへ二次被害を及ぼす可能性があります。機械類などは水分に弱いですし、水に濡れた商品は出荷できませんよね。
また雨漏りは機械や商品に直接、水がかかるといった被害の他、他の面でも機械を壊すリスクを高めます。
雨漏りによる漏水が電気系統に及んだ場合、漏電によってブレーカーが落ちることもあります。
電源の供給が突然ストップしてしまうと、電化製品に良い影響は与えませんし、最悪の場合は壊れてしまいます。
工場や倉庫などの大きな建物の場合、屋根からなのか、外壁からなのか、それともその他からの漏水なのか、雨漏りの原因を特定するのが難しいこともあります。
特に厄介なのが複数の箇所からの漏水です。
街の屋根やさんでは雨漏り診断アドバイザーの資格を持ったスタッフがおりますので、複雑な経路で浸入して来る雨漏りも完全に補修いたします。
資産価値を高め、維持し続けます
屋根塗装や防水工事などで定期的にしっかりとメンテナンスされ、建築物としての機能が全て健全な建物。それに対して建てられたままで長い年月が経過してしまった建物。
どちらが価値の高い建物かは言うまでもありません。資産価値を高いまま維持している建物は賃貸に出すときもお家賃を高めに設定できますし、売却する時にも有利にはたらきます。
定期的なメンテナンスには企業が保有する資産の価値を高め、維持するといったメリットもあるのです。定期的なメンテナンスにはそれだけランニングコストもかかりますが、トータルでは絶対にお得です。
また、不具合が発生してからの修繕となると、どうしても大規模な工事となってしまい、その期間、休業を余儀なくされる可能性もあります。このようなことになると、工場や倉庫などの稼働率を下げることになるので、工事費以外にも大きなマイナスが追加されることになります。
企業価値を高めます
近隣に勤務している方や住民にどう思われているのか、これってかなり重要なことではないでしょうか。
汚れや色褪せが目立つ建物より、綺麗な建物の方が好感度も高いのは当然のことです。一事が万事ではありませんが、企業のイメージは見た目で判断されることも意外と多いのです。ネガティブなイメージが一人歩きしてしまうと困りますよね。
また、ほとんどの方が綺麗で清潔な環境で働きたいので、人材の確保といった雇用の問題にも関係してきます。屋根などの外装リフォームは美観からの好感度だけでなく、環境の面からも企業イメージを高めることに貢献します。
工場や倉庫の屋根塗装をするなら遮熱塗料や断熱塗料を使ってみませんか。遮熱塗料は化石燃料の消費を抑えるので、CO2の削減に繋がります。
環境問題に取り組んでいると受け止められるので、意識が高い企業と映るでしょう。ヒートアイランド現象に悩む都市部ではその問題に立ち向かう企業として判断されます。
光熱費といった経費も削減できますし、従業員も暑い環境下ではたらくことが減りますので、社員の健康面にも寄与します。内にも外にも良いことばかりですね。清潔でお手入れが行き届いた環境であれば、御社を訪れる取引先や業者の対応もまた違ったものになってくるでしょう。
労働環境の改善でスタッフの士気が高まります
また事故を未然に防ぐ効果もあります
「定期的に屋根塗装や防水工事などがされており、どんな天気でも関係なく働ける職場」、もっと言えば「雨が降るたびに雨漏りの心配をしなければならない職場」と「しっかりとメンテナンスされており、天気予報を気にしなくていい職場」、貴方はどちらで働きたいですか。
古ぼけたようなところよりも刷新された綺麗な職場の方が従業員のモチベーションは高くなりますよね。
清潔な環境下では「汚したくない」といった心理がはたらくため、必然的に整理整頓がなされます。整理整頓がなされれば、必然的に業務効率もアップしますよね。整理整頓は安全面にも寄与しますので、労災の防止にも繋がります。
従業員のモチベーションアップで業務効率アップ、整理整頓によっても業務効率アップ、さらに従業員の安全性もアップ、良いこと尽くめです。
屋根塗装をご希望の場合は遮熱塗料や断熱塗料をお勧めです。職場が快適な温度になれば、これまた業務効率もアップしますし、光熱費の削減にもつながります。
「ここ数年、何故だか生産性が上がらない」、「作業中に従業員のちょっとした怪我が増えているので、いつか重大事故につながりそうで恐い」、「残業が増えて、人件費が増えた」、「しっかり休みは取ってもらっているのに社内が疲弊しているように感じる」… 経営者やオーナー、管理職ともなればそんな悩みも抱えることでしょう。それを解消するのが仕事だったりするのですが、それって従業員の取り組みや努力で解決できるのでしょうか。貴方のその悩み、職場の環境、従業員の皆様が働いている建物に原因があるのかもしれません。
「生産性が上がらない」とお嘆きの貴方、労働環境の改善を考えてみたことはあるでしょうか? お手入れが行き届いており、綺麗で清潔な建物とそれとは逆の建物、どちらが従業員のやる気を引き出しますか? 年月による建物の老朽化はどうしても避けられません。どんな建物でも定期的な補修が必要なのです。
倉庫を使いながら、工事を行えますか?
商品出荷の繁忙期にあたるのでできるだけ稼働率を落としたくありません。普段のように倉庫を使いながら、工事を行ってほしいのですが…
工事中でも業務や営業が可能です。
屋根のメンテナンス・リフォームは外周りの工事ですので、屋内での作業はほとんどなく、影響もありません。訪問される業者の方や従業員の方々への充分な安全が確保されていると判断できた場合は工事中でも業務や営業が可能です。
※状況によってはご希望に添えない場合もあります。
工場・倉庫などの場合、本当は定修時の工事が理想です
工事中は多少なりともご迷惑やご不便を強いてしまいます。作業や業務にも影響してしまうこともあるでしょう。工場や倉庫などの場合は定修(シャットダウンメンテナンス)の時に建物のメンテナンス、外壁塗装や屋根塗装、防水工事などを合わせて行うことをお勧めします。
見積り以外にも資料や提案書等を用意していただけますか?
改修工事の担当となりましたが、決定権が自分にあるわけではありません。これまで数社、お見積もりしていただいたのですが、上司が納得いかないらしく、まだ工事はおろか、契約もしておりません。何でもプレゼンで決める上司なので、お見積もり以外にも何かそういった資料とか提案書みたいなものを用意していただくことはできますか。
もちろん可能です。
弊社の方で人員を手配し、しっかりと対応いたします。ご訪問される方々だけでなく、貴社のスタッフ、全ての人々の安全をしっかりと確保いたします。
大型工場の屋根カバー・外壁塗装の施工の流れ
点検時の様子
工場全体をくまなく点検します。
工場のような大きな建物も、点検で見られる不具合ポイントは一般住宅とも共通点があります。外壁の汚れであったり屋根材の傷みなどがそれにあたります。こちらの工場でも、全体的に汚れが目立っており、どことなく暗い雰囲気を漂わせています。
二階への階段付近には錆汚れが見られます(左写真)。このような汚れは簡単には落とせないので、上から塗装するしかありません。外壁は汚れだけでなく、塗膜の経年変化によって色褪せしています。
竪樋を固定している金具が錆ています(左写真)。さらによく見ると固定用のネジの代わりに釘を使っていました。このあたりも工事に合わせて交換した方が良いでしょう。右写真は破損した竪樋が外されています。外れた箇所は排水がスムーズに処理されないので、雨水が外壁を伝い建物を傷める原因になります。早めに対処する必要があります。
外壁に何かの穴が見つかりました。以前は配管などが通っていたのかもしれませんが、このまま穴を放置できません。小動物の浸入経路になったり、雨水が浸入といったトラブルに繋がる可能性があるからです。右写真は穴を塞いだ跡です。経年によって補修箇所にひび割れが発生していますので、こちらもしっかり補修する必要があります。
窓ガラスが割れていました(左写真)。今にも落ちてきそうな状態ですので、落下して事故を起こす前に交換した方が良いでしょう。窓枠にもかなり傷みが見られます(右写真)。塗膜が剥がれ、錆びておりますので、塗装をして綺麗な状態に戻したいと思います。
裏口の庇に釘の浮きが見られました(左写真)。かなり錆び付いていることから、長年この状態で放置されていたことが伺えます。外壁にぶつけたような凹みと塗膜の剥がれが確認されました。錆が発生していないので比較的最近のものでしょう。塗膜が剥がれた部分は錆が出る前に塗装で保護しておく必要があります。
外壁のコーキングが傷んでいました。左の写真では汚れと変色で黒ずんでいます。右の写真はコーキングの表面の塗料がひび割れしています。目地部分のコーキングには適度な弾性が必要です。理由はその弾性により温度変化による外壁の伸縮に対応してるからです。写真のように経年によって変色などしているコーキングは弾性が失われているので、交換した方が良いでしょう。
続いて屋根の点検を行います。建物が大きいだけに屋根もご覧のようにとても広いです(左写真)。ブルーの屋根でお洒落な感じですが、残念ながら汚れが目立っております。また、随所に白い点が見られます。もう少し近くで見てみましょう。
近くで確認すると白い点は塗膜が剥がれて下地が露出しているところでした。左写真は雨樋付近で、右写真は屋根材の固定金具の近くの様子です。屋根材の下地が露出すると、日光や風雨の影響を受けて傷みが進みます。このような現状で屋根塗装を行っても長くは持たないでしょう。
こちらは一階の屋根です。錆が全体的に発生しており、元の色が分からない程です(左写真)。釘の浮きや屋根材の変形によって隙間が生じています(右写真)。一階部分の屋根も、すでに塗装では賄えない状態です。
一階の屋根の上に何かを発見しました(左写真)。よく見ると大屋根に使われている屋根材の破片でした。同じ物が地上にも落ちていました(右写真)。このことから、かなり屋根材の劣化が進んでいることがお分かりいただけるでしょう。
養生
雨漏り箇所を養生します。
点検において確認された雨水の浸入箇所を応急処置しておきます。屋根材の固定用ボルト付近からの漏水は写真の様にコーキングで仮補修します。右写真では固定用ボルトにワイヤーをかけてあるのがお分かりいただけるでしょうか。一般住宅においても、このような状態から雨漏りに発展した事例が過去にもありました。詳しくは施工事例をご参照ください。
屋根材が欠けて穴が開いた箇所もコーキングで塞いでおきます。雨漏りしている場合は、一時的にも雨水が浸入しないようにしておかないといけません。水分により内部まで傷めてしまうからです。
広い範囲で屋根材が傷んでいる箇所は写真のように防水性のシートで塞いでおきます。少々不恰好ではありますが、ビスで固定してコーキング処理もおこなっております。ですので多少の風雨はこれで十分しのげます。
足場の架設
足場を架設しメッシュシートで囲みます。
工場なので、足場を架設するための資材の量も一般住宅の比ではありません。ですので必然的に架設にも時間もかかってしまいます。また建物に付属している大きな庇が足場の架設する上で問題になりました。ここは右写真のように庇の波板に穴を開けて足場を通しました。もちろん工事後には新しい波板に交換いたしますのでご安心ください。
足場の架設が終わりましたらメッシュシートを設置します。メッシュシートは工事によって周囲を汚さないために設置します。工事中に台風などが接近してきた場合は、強風によって吹き飛んでしまいます。ですので、状況に応じて折りたたんでおくことも可能です。
高圧洗浄
外壁塗装の前に高圧洗浄を行います。
外壁の汚れは空気中の排気ガスや埃などが殆どです。排気ガスを含んだ汚れは油分があるので意外と落ちにくいのですが、高圧洗浄のジェット水流は150kgの高圧ですのでみるみる汚れを落としていきます。また、汚れ以外に古くなって浮いた塗膜も落とします。
外壁塗装
外壁の吹きつけ塗装を行います。
今回のように凹凸がある外壁には吹き付けで塗装を行います。また、塗る面積も広いので吹き付け塗装が適していると言えるでしょう。写真は下塗りの様子です。
下塗り後、中塗り、上塗りと重ね塗りを行います。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ノズルの先端から塗料が霧状になって噴射されています。吹き付け塗装はこのように行います。
上塗りが終われば外壁塗装は完了です。塗膜が剥がれ、色褪せしていた外壁でしたが、塗装によって美しさを取り戻しましたね!
大きな建物なだけに、塗り上がってピカピカの外壁は圧巻です!
屋根カバー工法
現在の屋根に新しい屋根を載せるのが屋根カバー工法です。
カバー工法を行う前に、不要な物は撤去します。左写真は屋根材を固定するボルトをサンダーでカットしているところです。右写真がカットしたところです。ご覧のように出っ張りがなくなっているのがお分かりになると思います。
傷んだ部分は新しい屋根を載せる前に補修しておきます。屋根を載せた後では補修は殆どできませんので、必ず事前に行います。傷んだ箇所を取り除き(左写真)、新しい屋根材で覆って固定します(右写真)。
一般住宅であれば、ルーフィングといって防水紙を設置するのですが、今回は工場なのでルーフィングは行いません。古い屋根の上にそのまま新しい屋根材を設置していきます。屋根カバー工法は若干屋根の重量が増すので、軽い屋根材を使うことが理想です。使用した屋根材は軽い金属製ですので、カバー工法に適した屋根材と言えるでしょう。
屋根材の設置が終わりましたら、棟付近に防水用のスポンジを取り付けます(左写真)。その後、棟板金を取り付けて屋根カバー工法は完了となります(右写真)。雨漏りも解消された上、美しい景観を取り戻しました!
雨樋交換
全ての雨樋を交換します。
今までの雨樋を全て撤去します。雨樋を固定していた金具も新しい雨樋に合った物と交換しますので、こちらも取り外します。大きな建物なので使っている雨樋の数も膨大になります。撤去した雨樋は右写真のように整理しておきます。
新しい金具と雨樋を設置します。雨樋は取り付けただけでは上手く排水されません。取り付けた後、集水器に向かって流れるように傾斜をつける必要があります。
雨樋の取り付けが完了しました。今回のような大きな屋根の場合、必然的に排水能力の高い雨樋が必要になります。外壁塗装センターでは建物や雨量の多い地域などを考慮し、最適な雨樋を選定いたします。
細部の工事
窓の補修や鳥除けネットを設置します。
ガラスが割れていたところは全て交換します。ドライバーなどを窓枠にねじ込んで緩衝材を外します(左写真)。右写真はガラスの交換が終わったところです。
窓枠にも錆が出ていましたので、こちらも塗装します。塗らない箇所を汚さないようにマスキングテープで養生した後、塗装を行います(左写真)。外壁と同じように数回、重ね塗りを行って仕上げます。右写真が窓枠の塗装が完了したところです。
小動物が入り込んで巣を作らないように、鳥除けネットを設置します。巣を作られると周辺が糞で汚れてしまいます。外壁などを塗った塗料も糞によって劣化してしまうので、こういった配慮をすることで塗料の寿命を延ばすことができます。
工事完了後
小動物が入り込んで巣を作らないように、鳥除けネットを設置します。巣を作られると周辺が糞で汚れてしまいます。外壁などを塗った塗料も糞によって劣化してしまうので、こういった配慮をすることで塗料の寿命を延ばすことができます。
塗料が剥がれて傷みが見られた屋根でしたが、屋根カバー工法によって新しくで生まれ変わりました。屋根カバー工法は工期が短いだけでなく、廃材も少ないという利点もあります。もし葺き替え工事を行っていたら、これだけ大きな建物なので廃材も大量に出たことでしょう。外壁塗装センターではお客様の要望を十分に汲み取り、更に知識と経験を活かしたご提案をいたします。一般住宅から工場にいたるまで、どんな建物にも対応いたしますのでお気軽にご連絡ください。