更新日：2023年02月16日

台風による瓦被害

木更津市畑沢にお住まいのお客様は、台風15号（ファクサイ）の影響を受けてしまいました。明け方台風が落ち着いて、外周を見回った時に屋根瓦の破片が少々庭に落下していたそうで、近くの瓦が割れている事に気が付いたそうで、以前弊社で瓦工事をして頂いた事もあり、ご連絡して頂いたそうです。瓦が数枚落下しているものだけだと思っていたそうでしたが、屋根に上がり調査して観ると棟瓦まで破損している状態で、崩れた棟瓦が落下した場所が下屋根に当たり、割れてしまっている状態でした。お客様が発見した瓦は下屋根の瓦の破片でした。

棟取り直し工事風景

今回割れた瓦は数枚でしたが、棟瓦が破損している状態でしたので、棟瓦の取り直し工事をしなくてはいけない状態になってしまいました。棟瓦は部分的に破損してしまっても端から端まで取り直し工事をした方が丈夫になり、雨漏れのリスクが軽減できます。お客様の屋根の状態は一見すると問題は無さそうに破損部分以外には見えますが、築年数も40年近くなり屋根全体のメンテナンスも視野に入れなくてはいけない状態です。棟瓦を一度外すと、棟の屋根土が劣化してボロボロになっている状態になっていました、結果強風により、棟瓦が破損してしまった状態です。私達、街の屋根やさんでは当時の屋根土を使用しないようにし、シルガード（なんばん漆喰）を使用し補強して行きます。シルガードは強度もありシリコンなどが配合しているので、雨漏れがしにくく、昔の様な漆喰の詰め直しメンテナンスが必要無くなります。

工事完成

お客様の棟取り直し工事が無事完成いたしました。瓦は耐候年数が高く瓦自体は問題はないのですが、棟瓦だけは下地の劣化と共に形が崩れてきたりもしますので、雨漏れのリスクが高くなります。今回使用したシルガード（なんばん漆喰）は強度が高く耐候年数も高くメンテナンスをする事が数十年上ますので、破損してしまう前に棟の取り直し工事を致しましょう。（瓦などの事でしたらこちらまで）