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石巻市清水町│倉庫の錆びた鉄製雨樋の交換工事
更新日:2021年5月28日
石巻市清水町にある酒造会社にて、先週土曜日に酒蔵の雨樋の交換を行いました。
こちらは地酒で有名な老舗蔵元で、倉庫は戦前に建てられたものだそうです。
雨樋も鉄製で、120の大き目のサイズの軒樋と、90サイズの丸型の竪樋がついていました。
こちらの鉄製の雨樋は、経年劣化によりサビがひどく、腐食が進んで穴が数か所空いていました。
この穴からの雨だれがひどく、雨の日のお酒の出荷は、トラックに積み込む際、商品が濡れて大変なことになってしまうこともあるそうです。
今回はトラックへ積み込みをする場所だけの雨樋交換をする予定です。
平日はトラックやフォークリフトの出入りがあり作業ができないため、土日の休業日を選んでの雨樋交換工事を行うことにしましたが、工場内での作業のため、お休みのところわざわざ社員さんにも立ち会っていただきました。
まずは交換する部分の既存の雨樋を解体します。
なかなかのビッグサイズなので、外すのも大変です。
こちらが外した軒樋です。
かなりのサビもありますが、長年の使用で、泥のようなものが堆積しています。
軒樋の撤去完了です。
ここに新品の軒樋を取り付けます。
今回使用するのはPanasonic製のアイアン丸120、竪樋は丸70です。
雨樋アイアンの構造は、硬質塩化ビニル樹脂の中にスチール芯を入れて一体化させたものです。外部がプラスチックなので腐食せず、内部がスチールなので強度も高く、耐久性・耐候性に優れた雨樋です。
雨水が流れやすいように集水器に向かって少し勾配がつくように取り付けます。勾配がないと途中で雨水が溜まり、トラブルの原因になります。
軒樋の取付が完了しました。
次に竪樋と集水器をを取り付けます。
竪樋はアイアン
丸70を使用します。
集水器の取付が終わりました。
雨樋の交換工事完了です。
これでトラックへの積み込みの際、商品が濡れて困ることもなくなり安心ですね!
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