更新日：2023年02月16日

品川区大井で昨夏に屋根塗装を行いましたモニエル瓦の一年点検にお伺いいたしました。

モニエル瓦にはなぜ塗装が必要？

ご覧の通り、瓦の切り口が凸凹しています。見た目はセメント瓦と酷似しているものもあるため混同してしまう方もいらっしゃいますが写真のように切り口の凸凹がモニエル瓦の特徴です。同じ瓦でも粘土瓦（和風の住宅に使われるいぶし瓦や釉薬瓦など）と違い、塗装が必要なモニエル瓦。それは塗膜によって屋根材を保護しており、防水性を維持しているため定期的な塗装を行わなければ防水性を失った瓦が水を吸い込み屋根材の耐久性に著しく悪影響を及ぼすためです。

モニエル瓦のメンテナンスサイクル

塗装の剥がれもなくきれいな状態が維持されているのがわかります。
モニエル瓦は定期的な塗装が必要なりますが、どの程度の頻度で塗装を行うべきかわからないという方もいらっしゃるでしょう。まずは新築から10年を目安とお考え下さい。製造元の日本モニエル株式会社の廃業が2010年ですからどれだけ新しいお住まいだったとしてご自宅がモニエル瓦だという方で新築から一度も塗装をしてない方はそろそろタイミングが訪れます。その後も10年～15年ごとに塗装を行い、屋根材の劣化を防いでいくようにしましょう。モニエル瓦自体の寿命は30年前後です。例えば新築から10年で塗装をし、その後また10年後に塗装を行った方は次のメンテナンスは寿命も考慮し、屋根の葺き替えがベストな選択となりますね。

街の屋根やさんのアフターサービス

街の屋根やさんでは完工後、一か月点検、一年点検、隔年点検と保証期間が終了するまでお伺いさせていただきます。その間に例えば他の工事が必要になった、ここを直してほしいといったことがありましたらご遠慮なくご相談ください。もちろん工事箇所の不具合などお客様がご不安や疑問に感じる点がございましたらこちらもご遠慮していただく必要はございません。何なりとおっしゃっていただいております。