品川区戸越で苔が生え、棟板金に隙間ができた築23年のスレート屋根点検
更新日:2021年05月15日
品川区戸越へ屋根の点検に伺いました。
屋根材は化粧スレートで、築23年が経っているとのこと。
10年ほど前に一度塗装によるメンテナンスをされたとのお話ですが、経年により色褪せ、全体的に茶色く苔が生えているのが目立ちます。
また、所々白くなっている箇所が見受けられましたが、こちらは経年劣化や苔の発生により化粧スレートの素地が露出してしまっている部分です。
経年劣化による苔の発生と素地の露出

化粧スレートは昔ながらの瓦に比べ軽くて施工がしやすく、近年一番よく使われている屋根材です。
セメントを主原料としておりはじめは塗装によって撥水性を保っていますが、年月が経つにつれ塗膜が劣化すると水分がしみ込みやすくなってしまい、苔の発生の原因となります。また、経年劣化や苔の発生による素地の露出は乾燥と湿潤を繰り返すことで素材の伸縮・膨張を繰り返すこととなり、その結果変形や反り、ひび割れの危険もあり、そこから雨水が吸収され傷みが広がってしまう可能性がございます。
再塗装は屋根材を長持ちさせるのに有効ですが、スレートの耐用年数は20~30年ほどといわれるので、そろそろ全面的なリフォームを検討されてもいい時期かもしれません。
棟板金の劣化が及ぼす悪影響

屋根の面と面が合わさった山に当たる部分を棟と呼びます。そこにかぶせてあるのが棟板金で、建物に雨水を浸入させないために大事な働きをしています。
しかし棟板金を留めている釘やコーキングが劣化すると雨水が入り込む隙間ができてしまいます。入り込んだ雨水は棟板金の下地の貫板を腐食させ、さらに、釘が緩み浮いたところが強風にあおられ、風に煽られる度に異音が発生したり、最悪棟板金そのものが剥がれて飛散してしまうなどということになれば大変危険です。
苔の発生は、屋根の水捌けが悪くなってきたサイン

屋根の軒先からも苔が生え、耐水性が低下していることが分かります。下地の防水紙にも影響が出ているかもしれません。
苔の発生はいろいろな悪影響を呼び込み、屋根の水捌けが悪くなってきたサインでもありますが、屋根カバー工事、または屋根葺き替え工事で屋根材を丸ごと新しくしてしまえば安心です。
また、雨樋が取り付けられている「鼻隠し」と呼ばれる板材も、塗装が剥げて劣化が見られます。
傷んで腐食してしまう前に、再塗装をするか、板金で保護してしまうことをお勧めします。
お住まいも長年住んでいれば必ず劣化します。10年、20年の節目などにはメンテナンスをして家を長持ちさせましょう。私たちの無料点検をぜひご利用ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月15日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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