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松本市でコロニアル屋根を点検|塗装では延命に限界、カバー工法をご提案!
更新日:2025年10月30日
「屋根の汚れが気になるんですけど、塗り替えたほうがいいですか?」
そんなご相談から始まった、松本市島内のお客様の屋根調査。
実際に屋根に上がってみると、表面のコケや割れ、釘の浮きなど、見た目以上に劣化が進行していました。
今回は、塗装では延命処置にしかならないと判断し、金属屋根によるカバー工法をおすすめした現場の様子を、専門家目線でわかりやすくご紹介します。
🪜 工事のきっかけ
築25年を迎えた松本市島内のI様邸。
「屋根が汚れてきた気がする」「最近、強風のときに音がする」とのご相談で現地調査を行いました。
屋根はコロニアル(スレート瓦)で、表面の塗膜がほとんど失われ、コケやカビの繁殖・一部割れが進行。棟板金を留める釘も錆びて浮いており、指で軽く引くと抜ける状態でした。
このまま塗装をしても下地に雨水が回り、再び数年で劣化する可能性が高いため、今回は塗装ではなく屋根カバー工法を検討いただくことになりました。
屋根の寿命を根本的に延ばすための判断です。
写真の通り、屋根表面にコケとカビが広がっています。コロニアルはセメントが主原料のため、水分を吸いやすく、塗膜が劣化すると一気に防水性が低下します。
松本市のように湿度の高い夏と寒い冬を繰り返す地域では、
10〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要です。
しかし、今回のように塗膜が完全に剥がれ、基材自体が水を含んでいる状態では、再塗装しても下地からの劣化を止められません。
このようなケースでは「塗装=一時しのぎ」になり、
新しい屋根材を重ねるカバー工法が最も現実的な選択です。
コロニアルの割れは、冬場の「凍害(とうがい)」が主な原因です。
吸水した水分が凍ると膨張し、内部からひびが広がります。特に松本市は朝晩の冷え込みが厳しいため、この現象が起きやすい地域です。
今回も複数の割れが確認され、補修しても再発のリスクが高い状態。
塗装で表面を覆っても根本的な防水にはならないため、
金属屋根を被せるカバー工法をご提案しました。これにより既存屋根の撤去費を抑えつつ、断熱・防音・耐久性を一度に向上させられます。
棟板金(むねばんきん)は屋根の頂点を覆う金属カバーで、雨水の侵入を防ぐ大切なパーツです。
ここがサビて浮いてくると、強風で飛散する危険があります。松本市は冬場の強風が多く、釘の浮きが非常に多いエリア。
原因は、
①釘のサビ
②木下地の腐食
③金属の熱膨張による抜けです。
そのため、棟板金を交換する際は木材ではなく樹脂や金属下地+ステンレスビス固定が最善策。
今回は屋根全体のリフォーム時に、これらを同時に施工するご提案を行いました。
写真のように、釘が指で軽く引くだけで抜けてしまう状態でした。
このまま放置すると、強風で板金が飛び、近隣被害を引き起こす可能性もあります。
カバー工法で屋根全体を金属材に更新すれば、棟部も一体化して高耐久化できます。
当社ではステンレス製ビスと防水テープ併用工法を採用し、再び緩むリスクを最小限にしています。
「棟だけ交換したい」というご相談も増えていますので、点検だけでもお気軽にどうぞ。
今回の松本市の現地調査では、コロニアル屋根全体が劣化しており、塗装では延命にしかならない状態でした。
再塗装を重ねても根本的な改善にはならず、5年〜7年で再び同じ症状が出る可能性が高いため、屋根カバー工法をおすすめしました。
金属屋根を重ねることで、断熱性・防水性・耐久性が大幅にアップし、メンテナンスサイクルも20年以上に延びます。
見た目はまだきれいでも、内部では劣化が進行していることも多いので、まずは点検から始めてみませんか?
お客様の声
「見た目は少し汚れているくらいだと思っていましたが、実際の写真を見てびっくりしました。塗装では一時的な対処にしかならないと説明を受け、納得してカバー工法を検討することにしました。冬の寒さや風にも強くなると聞いて安心しています。」
担当者よりひとこと
「今回のお住まいは築25年で、塗装のタイミングを少し過ぎていました。表面だけ整えても内部の劣化は進行してしまうため、塗装では延命にしかなりません。
金属屋根のカバー工法なら、古い屋根を撤去せず施工でき、耐久性もアップします。松本市の寒冷地環境にも適した最適解です。長期的なコストを抑える意味でもおすすめの工法です。」
松本市は内陸型の気候で、冬は−10℃近くまで冷え込み、夏は30℃を超えることもあります。
この激しい寒暖差が屋根材の収縮を繰り返し、ひび割れや釘抜けを引き起こします。
また、北アルプスからの風が強く吹くため、棟板金の飛散事故も少なくありません。
市内には美ヶ原高原やアルプス公園など観光地も多く、雪景色の美しさと同時に“雪害対策”も欠かせない地域です。屋根点検は秋と春の年2回が理想的です。
🏡 コロニアル屋根の汚れ・割れ・釘の浮きが気になったら
街の屋根やさん 松本諏訪平店にご相談ください。
無料点検・写真付き報告書で現状を丁寧にご説明します。
塗装 or カバー工法、どちらが最適かを正直にお伝えします。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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