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松本市松原|ミサワホームのスレート屋根を現地調査!カバー工法で長持ちメンテナンス
更新日:2025年10月31日
こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。
今回は、
松本市松原でミサワホーム住宅のスレート屋根現地調査を行いました。
築20年が経ち、屋根の色褪せや塗膜の剥がれが気になるとのご相談です。
「そろそろ塗り替えの時期かな?」と思っても、実際に屋根の上を見る機会はほとんどありませんよね。
特にスレート屋根は、見た目がきれいでも塗膜の防水性能が落ちていることが多く、
放置すると割れや反り、さらには雨漏りに発展することもあります。
今回の記事では、現地での調査の様子を写真とともに詳しくご紹介しながら、
塗装とカバー工法のどちらが最適かを判断するポイントを、専門家の視点でわかりやすくお伝えします。
🏠 スレート屋根とは?耐久年数とメンテナンスの目安
(もともとグリーンだったが塗膜の劣化で白っぽく見える屋根全景)こちらのお宅は、ミサワホームの住宅によく使われている
スレート屋根(セメント系薄型屋根材)です。
セメントに木質繊維などを混ぜて薄く成形しており、軽量で施工しやすい反面、塗膜による防水が命の屋根材でもあります。
一般的な塗り替え周期は10〜15年ほど。
ところが今回の屋根は20年以上ノーメンテナンスで、塗膜がすっかり劣化して白っぽくなっていました。
塗装が剥がれると、屋根材が水を吸いやすくなり、雨のたびに湿潤→乾燥を繰り返して素材の内部劣化が加速します。
定期的に点検することで、塗装で済むのか、カバー工法に切り替えるべきかの判断が可能です。
(水を吸って黒っぽくなっている屋根材小口)スレート屋根の弱点のひとつが、この「小口」と呼ばれる断面部分です。
塗膜が劣化すると、ここから雨水を吸い上げてしまいます。
水を吸ったスレートは内部の繊維が膨張し、乾くと縮む——この繰り返しで、
表面に微細な亀裂や反りが発生します。
また、塗膜がはがれた状態での再塗装は密着性が悪く、早期に剥がれる恐れもあります。
そのため、劣化が進んだ屋根では塗装ではなく、
金属屋根によるカバー工法を検討することが理想的です。
(一部欠けが見られる屋根材)
写真のように屋根材が欠けている箇所もありました。
割れの原因は、長年の紫外線・寒暖差・積雪などによる「素材疲労」。
特に松本市は冬場の冷え込みが厳しく、凍害(とうがい)※凍った水が内部で膨張して割れる現象が起こりやすい地域です。
こうした欠けを放置すると、雨水が屋根材の下へ入り込み、下地のルーフィングを傷め、最悪の場合は雨漏りへとつながります。
この状態まで進行している場合、塗装では補修しきれないため、重ね葺き(カバー工法)での長期耐久リフォームが望ましいです。
(北面を中心にコケが生えている屋根材)北側の屋根面を確認すると、うっすらとコケがびっしり。
日照時間が短く湿度が高い場所では、コケや藻が発生しやすく、
屋根表面を常に湿らせて劣化を進行させます。
コケの根はスレートの微細な割れ目に入り込み、さらに傷を広げる原因にもなります。
高圧洗浄で除去し、再発を防ぐためには「防藻・防カビ機能付き塗料」を選ぶのが効果的。
私たちは、塗料のグレードやご予算に応じて、
長野の気候に合った塗料プランをご提案しています。
(棟板金の釘の浮き)棟板金とは、屋根の頂上部を覆う金属部材のこと。
これを固定している釘が浮いているのを発見しました。
原因は、下地に使われている貫板(ぬきいた)が雨水で湿気を吸い、
木が痩せて釘が効かなくなるためです。
放置すると、強風で板金がはがれ、飛散する危険も。実際、台風や春一番の強風時に棟板金が飛ぶ事故は少なくありません。
補修方法としては、釘をステンレスビスに打ち替えるか、下地の木材を樹脂製に交換して
腐りにくい構造にリフォームするのが安心です。
今回の松本市松原の現地調査では、スレート屋根特有の塗膜劣化・吸水・割れ・釘浮きなど、経年劣化の症状が複数確認されました。
屋根は普段見えない部分だからこそ、知らず知らずのうちにダメージが進行します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、屋根診断士による無料点検を行い、塗装・カバー工法・葺き替えの中から最適な方法をアドバイスいたします。
松本市のような寒冷地では、凍害や雪止めの影響など、地域特有の要因を考慮した提案が重要です。
「この屋根、あと何年もつの?」と感じたら、早めに点検をお申し込みください。
お客様の声
「家を建ててから20年、見た目はそれほどでもなかったのですが、実際はかなり傷んでいたのに驚きました。
写真で状態を丁寧に説明してもらえたので納得して判断できました。
塗装とカバー工法の両方を提案してもらい、予算に合わせて最適な方法を選べたのがよかったです。」
担当者よりひとこと
今回のお宅は、ミサワホームならではの屋根勾配や下地構造を考慮し、慎重に調査を行いました。
スレート屋根は一見平らでも、表面の細かな割れや吸水痕を放置すると、台風や積雪時に一気にダメージが進行します。
私たちは、屋根の形状・築年数・立地条件まで踏まえて、最もコストパフォーマンスの高いメンテナンスプランをご提案しています。
「見えない部分ほど、安心を見える化する」——これが私たちのモットーです。
松本市松原は市街地に近く、冬は氷点下の日が続く地域です。
昼夜の寒暖差が大きく、屋根材の伸縮による小さなひび割れや凍害が起こりやすいのが特徴です。
また、松原地区は風の通り道でもあり、棟板金の飛散・雨どいの破損など風災被害の相談も多く寄せられます。
春はアルプスの雪解け水が冷たく、湿度も上がるため、コケの発生も注意が必要です。
近くには松本城やあがたの森、ナワテ通りなど観光スポットが多く、文化と自然が共存するエリア。
地域に根差した私たちが、松本の気候に合った屋根メンテナンスで大切なお家を守ります。
🔶「屋根の色あせや割れが気になる」「カバー工法っていくらかかるの?」
そんな時は、街の屋根やさん松本諏訪平店へ!
👷♀️ 外装劣化診断士が、お住まいの状態を写真付きで丁寧にご報告いたします。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
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E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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