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横浜市戸塚区にて横方向に貼られたサイディングにパーフェクトトップを用いた外壁塗装工事を実施
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
外壁塗装をご検討されているとのことで調査に伺ったところ、玄関前の天井に生じた染みについてもお困りの様子でした。建築時の施工店に相談しても改善の見通しが立たない状況とのことで、あわせて玄関前の染みの要因についても詳しく確認しました。
外壁塗装をご検討されているとのことで調査に伺ったところ、玄関前の天井に生じた染みについてもお困りの様子でした。建築時の施工店に相談しても改善の見通しが立たない状況とのことで、あわせて玄関前の染みの要因についても詳しく確認しました。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工内容:外壁塗装
- 施工期間:14日間
- 築年数:10年
サイディングの表面には染みのような跡が浮き出ており、築9年という時期を考えると少し早い印象があります。
近くで確認すると、表面が剝がれ始めていることがわかります。
この状態になると内部が露出し、塗装を行っても再び剝がれやすくなるため、早めの塗装が適した段階です。
雨上がりの状況を確認したところ、コーキング部分に雨水が染み込んでいる様子が見られました。
充填されていたコーキングも痩せており、サイディングとコーキングともに劣化が進んでいる状態です。
サイディングは横方向に張られているため、継ぎ目も横方向になり、コーキングも同じ向きで施工されています。
この横方向のコーキングが劣化すると雨水が入り込み、そこで水が溜まります。
すると、サイディングの断面から内部へ水が入り込み、そのまま内部を伝って下方向へ流れていきます。
玄関前の天井に染みが出ているのは、この経路で水が侵入しているためと考えられます。
塗装に取りかかる前に、適切な処置が必要な状態でした。
はじめに、サイディング表面の汚れを高圧洗浄で落としていきます。
水を当てると汚れがみるみる除去され、表面が整うことで塗膜の密着性も向上します。
洗浄後はしっかり乾燥させたうえで、塗装に向けた下準備へ進みます。
窓まわりや付帯部、色分け予定の部分には養生を施し、作業中の汚れ移りを防ぎます。
その後、サイディングの継ぎ目にある既存のコーキング材を新しいものへ打ち替え、必要に応じて窓まわりには打ち増しを行います。
サイディングの継ぎ目を打ち替える際は、まずプライマーを塗布します。
これにより、サイディングとの密着性が高まり、コーキングがしっかり定着します。
また、今後も軒天に染みが出ないよう、厚みを持たせてコーキングを充填し、雨水が溜まらない状態に整えます。
軒天に生じた染みの原因は、繋ぎ目の劣化した部分にありました。
横方向の継ぎ目に打たれたコーキングが薄く、サイディングの断面が露出している状態です。
ここに雨水が溜まるとサイディングに浸透し、下方向に流れることで軒天に染みとして現れます。
今後は、軒天に染みが出ないよう、コーキングを厚めに充填し、雨水が溜まらない状態に整えます。
コーキング不要タイプのサイディングで組まれている継ぎ目も、横方向に張ることで縦のラインが生じます。
この部分にも雨水が入り込み、隙間を伝って下方向へと流れていきます。
場所によっては天井の染みだけでなく、雨漏りにつながる可能性もあるため、この継ぎ目もコーキング材でしっかり塞ぎます。
コーキングは、排水溝まわりやベントキャップまわりにも施します。
こうした養生やコーキングといった下準備を終えたら、塗装の工程へ進みます。
最初は下塗りです。
サイディング用下塗り材である「パーフェクトサーフ」を使用し、全体に均一に塗り広げていきます。
パーフェクトサーフが硬化したのち、パーフェクトトップを2回に分けて塗り進めます。
まずは1回目の中塗りです。
下塗り材の白色が見えなくなるまで、全体を丁寧に覆っていきます。
中塗りが十分に硬化したら、2回目の上塗りを実施します。
使用した塗料は青系で、塗りたては明るめの青に見えますが、硬化が進むにつれて本来の色合いへ落ち着いていきます。
今回の色番号は、白が「75-85A」、青が「70-20D」です。
付帯部も順次塗装を行います。
まず表面の脆弱な箇所をケレンで除去し、金属部分は高圧洗浄だけでは落ちない汚れや旧塗膜を入念に取り除きます。
下塗りには錆止め塗料「1液ハイポンファインデクロ」を用い、その上から「ファインSi」を中塗り・上塗りの計2回塗布します。
ファインSiの色は「75-85A」を使用しています。
シャッターBOXも、基礎水切りと同じ手順で仕上げていきます。
ガイドレールや枠は塗装に適さない材質であることが多く、スラットも塗装すると巻き上げの際に剝がれるおそれがあるため、基本的には塗らないケースが一般的です。
屋根や外壁の工事では足場を設置することが多いため、この機会に塗装が可能な部分はまとめて施工する方法が適しています。
外壁の高圧洗浄を行う際には、バルコニー床もあわせて洗い流します。
屋根や外壁の塗装工事と同時に、バルコニー床のトップコートを塗り替えることが一般的です。トップコートは3回塗りで仕上げます。
まず下塗りとしてプライマーを塗布し、その上からトップコート材を2回重ね塗りして完成させます。
トップコートは、防水層が紫外線の影響を受けるのを防ぐ役割です。
定期的に塗り替えることで、防水層の経年劣化を抑えることにつながります。
雨樋や鼻隠し板も塗装が可能なため、施工します。
これらは外壁とは異なる色でアクセントにすることもありますが、今回は外壁と同じ「75-85A」を使用し、青の「70-20D」がより引き立つよう仕上げています。
色の配置は以前と同様ですが、従来の黒の部分には青系「70-20D」を使用しました。
また、白も従来より明るい「75-85A」を選定しています。より爽やかですっきりとした印象に仕上げるため、色数を増やさず2色でまとめました。
このたびは工事のご依頼をいただき、ありがとうございました。
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