小山市　/　大型雨樋交換　/　勾配不良を改善

小山市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。

本日は、勾配不良の大型雨樋を交換した様子をお届けします。

雨樋がゆがんだり、外れたりすると、雨水が屋根から直接地面に落ちてきて、『騒音』や『泥ハネ』のほか、外壁がひび割れたりしていると『雨漏り』の原因となります。

ちなみに今回は、雨樋が支持金具ごとゆがんで、雨水がスムーズに流れなくなったのが原因でした。

お住まいの雨樋に『おやっ？』と異変を感じた方は、修理の参考としてお役立てください( ^ω^ )

原因は雨樋の勾配不良でした

小山市にお住まいのお客様より、『雨樋から雨水があふれてくる』と無料調査のご用命をいただき、早速お伺いしました。

お話では、『大雨の日に、雨樋の端からあふれて漏れてくる』そうです(//∇//)

雨樋から雨水があふれるのは、多くは詰まりが原因なのですが、見た感じでは詰まっている様子はありません。

気になるとすれば、ちょっとゆがんでいるぐらいでしょうか。

そこで水勾配（雨樋の傾き）を計ると、雨水が排水口とは反対方向に流れる勾配となっていました。

こちらの雨樋は、雨水をたくさん流せる大型雨樋でした。排水能力が高いものの、勾配不良などで一か所に雨水がたまるようになると、重みでさらに勾配不良がさらに悪化するんです(>_<)


ところで、どうして雨樋がゆがむのでしょうか？

こちらの大型雨樋は、National製の前高165です。今はパナソニックに社名が変わっていますが、幸い前高165は現在も販売されていました。



同じパナソニック前高165Wへ交換するとともに、ゆがんでいた支持金具も取り替えて勾配をつくり直します。

勾配不良の雨樋を改善

無料調査の後に材料の手配を行い、施工当日を迎えました。それでは、順を追って見ていきましょう。

まず、既存の雨樋を切断して解体します。

この時、雨樋を支えている支持金具も取り外しました。

既存の雨樋と支持金具を撤去すると、新しい支持金具を取り付けます。

取り付け前に、正しい方向に雨水が流れるように水勾配を新しく割り出しました（写真のオレンジ色の線）。傾きすぎないように、微妙に傾斜させるのがポイント！職人さんの腕の見せ所です٩( ‘ω’ )و 

支持金具に前高165をセットします。

ちなみに、前高165の『165』とは、底の幅が165cmという意味です。165のほかには、小さめの130、もっと大きい200があります。雨樋の大きさは、建物のある地域の雨量や屋根の面積を考慮して決めます。

ちなみに『前高』は、前面が少し高くなっている形状です。『前高』だと、支持金具が前から見えなくなるので、軒先のデザインがスッキリしますよ^^

おしまいに、排水ドレン口を取り付けるとともに、雨水を地上に流す竪樋（たてどい）をたてバンドで固定しました。

落ち葉が溜まりやすい場合は、排水口が詰まらないようにネットを敷くなど対策しているんですよ〜

これで、勾配不良をおこした大型雨樋の交換完了です♪



雨樋のゆがみの改善は、雨樋だけの交換で済むのか？、それとも支持金具ごとの交換が必要なのか？の診断が大切です。いずれにしても、人の手が加わらないとゆがんだ雨樋は直らないので、屋根のプロにお声がけくださいね(^ ^)/

まとめ

今回の、勾配不良の大型雨樋の交換はいかがでしたか？

雨樋のゆがみは自然に直らないだけでなく、時間とともにますます悪くなることがわかりましたね。

お住まいの雨樋に異変を感じた時は、『街の屋根やさん栃木小山店の無料調査』をご活用ください。屋根のプロが、雨樋の状態を診断して、改善方法をアドバイスさせていただきます。

『雨樋の不具合くらい・・・』と、放置しないようにしましょう（╹◡╹）

調査・商談担当　/　工務担当職長

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