ホーム > 塩尻市|スレート屋根は塗装できる?劣化を補強するセメント瓦蘇…

塩尻市|スレート屋根は塗装できる?劣化を補強するセメント瓦蘇り工法とは
塩尻市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
「最近よく訪問販売の人が来て、屋根の塗装をすすめられるの…」
そうお話しくださったのは、塩尻市のお客様。
娘さんが「信頼できる業者に見てもらった方が安心」と、以前エクステリア工事をお任せいただいた弊社を紹介してくださったのがご縁でした。
屋根を点検すると、塗膜が剥がれて素地がむき出し。
塗装できるかどうかギリギリの状態でしたが、セメント瓦蘇り工法ならまだ再生できると判断し、施工を実施しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:5日間
- 築年数:20年
- 使用材料:関西ペイント
ヤネ強化プラーマーEPO
RSルーフ2液型Si

スレート屋根は「軽くておしゃれ」な人気の屋根材ですが、年数が経つともろくなり、塗装できない場合もあります。
今回の塩尻市の事例では、そんな“限界に近い屋根”を、セメント瓦蘇り工法で見事に再生。
訪問販売に不安を感じていたお客様も、「これで安心」と笑顔を見せてくださいました。
この記事では、劣化したスレート屋根をどう補強して蘇らせたのかを、写真とともに詳しくご紹介します。
🏚️【塗装前の屋根】スレート屋根の特徴と劣化のサイン
スレート屋根(カラーベスト/コロニアル)は、セメントに繊維を混ぜて板状にした軽量屋根材です。
デザイン性が高く、多くの住宅で採用されていますが、防水性は塗膜で保たれているため、塗膜が剥がれると雨水を吸い込んでしまいます。
吸水したスレートは凍結と乾燥を繰り返すうちに割れ・反りが進行。
放置すれば葺き替えが必要なほど傷んでしまいます。
今回の現場では表面のツヤが失われ、小口からコケが発生していました。
手で触れるとザラザラと粉が付く「チョーキング現象」も見られ、塗装の限界サインが出ていました。
軒先部分は雨が最初に当たり、乾くのが一番遅い場所。
長時間湿った状態が続くため、スレートの断面(小口)から水を吸い込み、コケや藻が生えやすくなります。
この状態を放置すると、見た目だけでなく屋根内部の強度も落ちてしまいます。
塗装での防水再生が必要なタイミングでした。

今回採用したのが「セメント瓦蘇り工法(よみがえりこうほう)」。
劣化して脆くなったスレート内部に、液状の樹脂プライマーを何度も浸透させ、内部から固める補強工法です。
使用したのは「関西ペイント 屋根強化プライマーEPO」。
毛細管現象で細かなヒビや空洞にも浸透し、スレート内部で硬化して強度を回復させます。
この下塗りを2〜3回行うことで、塗料の密着も向上。
塗装できるギリギリの屋根も“再生可能”にしてしまう、非常に有効な工法です。
手で触るとしっかりした硬さが戻り、「これならまだ使える」とお客様も安心されていました。

下塗りが終わったら、「タスペーサー」という小さな樹脂製パーツを差し込みます。
これはスレート同士の隙間を確保し、塗料でふさがってしまうのを防ぐための部材。
この隙間が“水の逃げ道”になっており、ふさがると雨漏りを起こす原因になります。
スレート1枚ごとに数枚のタスペーサーを挿入していく細かい作業です。
目立たない工程ですが、これがあることで**「塗装したのに雨漏りする」**というトラブルを未然に防げます。
塗装工事では必須の工程です。

中塗り・上塗りには「関西ペイント RSルーフ2液Si」を使用。
主剤と硬化剤を混ぜて使う2液型シリコン塗料で、密着力・耐久性が非常に高く、寒冷地にも対応しています。
塗膜表面は硬く傷つきにくく、雪や氷によるダメージにも強いのが特徴。
さらに遮熱性能があり、夏の屋根温度を下げる効果も期待できます。
塗り残しが出ないよう丁寧にローラーで仕上げ、光沢のある美しい屋根が完成しました。
新築のような輝きを取り戻し、お客様にも大変喜んでいただけました。
スレート屋根は“塗装できなくなる前に補強できるか”が寿命の分かれ道です。
今回のようにセメント瓦蘇り工法を使えば、葺き替えせずとも内部から強度を再生することが可能です。
塩尻市の寒暖差にも強く、美観も防水性もよみがえりました。
「うちの屋根も塗装できるか心配」という方は、まずは無料点検で現状をチェックしましょう。
早めの対応が、大切な住まいを守る最良の方法です。
【お客様の声】
「何度も訪問販売が来て不安だったけれど、娘にすすめられてお願いして本当によかったです。
屋根がツヤツヤになってまるで新品みたい。
担当の方も説明が丁寧で安心できました。
これでしばらく屋根の心配をしなくてすみます。」
【担当者よりひとこと】
今回のように、塗装できるかギリギリのスレート屋根でも、正しい下地処理と蘇り工法でまだまだ再生できます。
私たちは「もう塗装できません」と言う前に、どうすれば蘇らせられるかを真剣に考えています。
塩尻市は寒暖差が大きく屋根への負担も多い地域。
屋根の状態が気になったら、いつでもお気軽にご相談ください。
塩尻市は長野県の中でも寒暖差が大きく、冬は凍結・融解を繰り返す気候です。
屋根の劣化が進みやすい環境だからこそ、「防水性」と「耐寒性」を備えた施工が欠かせません。
セメント瓦蘇り工法のように内部から補強する方法は、この地域にぴったり。
また、ワイナリー巡りや奈良井宿など観光資源も多く、自然と文化の調和が魅力です。
地元の気候を知る職人が、地域の暮らしを支えることが私たちの使命です。
🏠スレート屋根の塗装でお悩みではありませんか?
「もう塗装できない」と言われた屋根も、蘇らせる方法があります。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、無料の屋根診断・雨漏りチェックを実施中!
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。