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堺市北区にて築53年アパートの修繕工事が完了|廊下の鉄板補修と外壁塗装で安全・快適な共用部へ!
更新日:2025年10月27日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市北区にて築53年の木造アパート修繕工事を進めており、今回は
塗装仕上げと渡り廊下の鉄板補修、照明交換の工程をご紹介します。
老朽化した共用部の安全性を向上させ、入居者様が安心して暮らせる環境づくりを目的に工事を進めました。
築年数が経過したアパートや集合住宅のメンテナンスをお考えの方はご参考にしてくださいね。
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築53年アパートのこれまでの現地調査・修繕工事の様子
既存の鉄板を撤去しました。廊下の床には鉄板が2枚重ねて設置されていましたが、
下側の鉄板は腐食がかなり進行しており触れると崩れるほど脆い状態でした。
撤去後には粉状になった錆びが一面に散らばっており、長年の劣化が進んでいたことがよく分かりました。
上側の鉄板はまだ使用可能な状態なため、
再利用します。
錆びや汚れをケレン作業できれいに落とし、錆び止め塗料を裏表全体に塗装します。
裏面にアングルを取り付けるため、
接合面となる部分をサンダーでしっかり研磨し、錆びや汚れを取り除く作業を行います。
丁寧に研磨作業を行うことで、溶接の強度や密着性が向上します。
鉄板の裏側に補強用のアングル(L字型の鋼材)を3本溶接します。
溶接が完了したら、
腐食を防ぐために錆止めスプレーをアングルに塗布します。
表面には溶接跡を隠すようにグレーの錆止め塗料を再塗装し、美観と防錆性の両面を整えました。
補強が完了した鉄板を再び廊下に設置し、固定を確認します。
アングルを加えたことで鉄板のズレや不安定さがなくなり、以前より格段に安定した構造になりました。
腐食対策と補強を同時に行うことで、長期的に安全に使用できる渡り廊下へと生まれ変わりました。
今後入居者様が安心して通行できるように定期的な点検や再塗装を行うことで、
鉄部の耐久性をより長く維持することができます。
周辺への塗料の飛散を防ぐため、
ビニールシートやマスキングテープでしっかりと養生を行いました。
サッシまわりや手すりなど、塗料が付着しやすい箇所は特に丁寧にカバーしていきます。
下塗りでは密着性を高めるシーラーを塗布し、モルタル面にしっかりと塗料が定着するようにします。
中塗り・上塗りではハケとローラーを使い分け、細かい凹凸や角の部分まで塗り残しのないよう丁寧に塗り重ねました。手すりとの取り合いや壁際の細部も、細いハケを使って仕上げることでムラのない塗面になります。
元の外壁と色味を合わせたため
補修箇所が自然に馴染み、統一感のある外観に仕上がりました。
見た目の美しさだけでなく、
塗膜が外壁の防水性を高めてモルタル内部への雨水浸入を防ぐ効果もあります。
外壁塗装は建物を守る「最終防水層」として、建物の寿命を左右する非常に重要な工程です。
▶屋根塗装・外壁塗装について
階段付近の照明器具が破損していたため、新しい照明に交換しました。
暗くなってからの階段昇降も安全に行えるようになり、
見た目も明るく防犯性と利便性の両面でも安心です。
毎日の通行で自然と目に入る部分だからこそ、こうした細やかな修繕が建物全体の印象を大きく左右します。
足場の解体、すべての補修・塗装・設備交換が完了し、築53年のアパートが安全で見た目にも安心感のある状態に生まれ変わりました!
腐食していた柱や鉄板の補強・モルタルの左官補修・外壁塗装と細部にわたって丁寧に施工を行ったことで、建物全体の耐久性と安心感が大幅に向上しています。
柱の外側部分もモルタル補修の上、新しい塗膜でしっかりと保護されて今後の雨水による劣化を防ぐことができます。
雨水が廻り、柱が腐食する原因となった手すりの取り合い部分もコーキングを充填し、隙間を塞いで防水処理を行っています。今後の雨水による劣化を防ぐことができます。
渡り廊下の鉄板もアングル溶接によってしっかりと固定され、安全で快適な通路になりました。見た目の印象も大きく変わり、経年を感じさせないすっきりと整った印象に仕上がりました。
長年の劣化を補いながら建物の資産価値を維持するためにも、今回のような定期的なメンテナンスはとても重要です。
築年数を重ねた建物でも、適切な補修とメンテナンスを行うことで安心して住み続けられる状態に保つことができます。
今回のアパート修繕では、安全性を確保しながら外観の印象も大きく改善されました。
当店では劣化状況に合わせた最適な補修プランをご提案しております。
廊下や鉄部の腐食・外壁のひび割れなどが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!
はい、状態によっては部分補修で改善できます。柱や鉄部などの腐食箇所のみを交換・補強し、周囲と馴染むように塗装仕上げを行うことで、工事費用を抑えながら安全性と見た目を両立できます。
渡り廊下や共用部の鉄板が錆びてきた場合、すぐに交換が必要ですか?
錆びの進行度によります。表面の軽い錆びであればケレン作業と防錆塗装で延命できますが、穴あきや崩れが見られる場合は交換や補強が必要です。
一般的に外壁や鉄部の塗装は10~15年ごとが目安です。日当たりや湿気の多さによって劣化スピードが異なるため、色あせや剝がれが見られたら早めの点検をおすすめします。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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