堺市北区にて屋根の接続部から窓に雨漏り！波型スレートがひどく劣化して苔が繁殖
更新日：2025年4月23日
雨の日には出窓の上部から、雨水がポタポタと落ちて来るそうです。
周辺の窓枠は雨染みができて変色しており、過去にも何度か雨が入り込んでいたと見られます。
ここは異なる屋根材同士がつながる「取り合い部」と呼ばれる部分で、施工や経年劣化によって不具合が起きやすい場所です。
出窓の庇（ひさし）に雨漏りで水が流れた跡があり、今回の雨漏りもまさにこの接続部が関係していそうです。
波型スレートは劣化がひどく、広範囲に苔が繁殖しています。
波型スレートは一般的に20〜30年の耐久性がありますが、経年による防水性の低下・塗装の劣化・湿気や日照条件の悪化などが重なると苔やカビが繁殖しやすくなります。
排水不良や定期的なメンテナンス不足も劣化を加速させる要因です。
苔が広がった屋根は早めに対策しましょう！
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
波型スレートは一般的に20〜30年の耐久性がありますが、経年による防水性の低下・塗装の劣化・湿気や日照条件の悪化などが重なると苔やカビが繁殖しやすくなります。
排水不良や定期的なメンテナンス不足も劣化を加速させる要因です。
苔が広がった屋根は早めに対策しましょう！
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
ボルトが抜けると穴の隙間から雨水が入り込みやすくなります。
また、ボルトが抜けたり緩むとスレートの固定力が低下して強風時に飛んでしまう危険があるため、ボルトの締め直しが必要です。
その部分が劣化して隙間から雨水が浸入するようになってしまったと見られます。
屋根の補修によく使用されるコーキング材ですが、紫外線や風雨の影響を受けやすいため定期的な点検・メンテナンスをしておくと安心です。
▶屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
調査が完了しました。
雨漏りの原因は波型スレートの老朽化や隙間からの漏水と判明しました。
スレートの劣化が著しいためお客様には張り替えをおすすめしましたが、いずれ建て替えをお考えとのことで、大掛かりな工事ではなく最低限の応急処置をご希望されていました。
そこで今回はボルトの締め直し・割れや隙間部分のコーキング補修のポイントを絞った部分補修をご提案させていただきました。
| 1. 接合部に隙間や段差ができやすい | 屋根材はそれぞれ厚みや重なり方、排水性が異なります。材質ごとの納まりの違いから接続部分に隙間や段差ができ、そこから雨水が浸入しやすくなります。 |
| 2.防水処理が難しい | 接続部には通常、板金やコーキングで防水処理を行いますが、経年劣化や施工不良によって防水層が破れたり、コーキングが剥がれたりすることがあります。 |
| 3.風の影響を受けやすい | ポリカ波板のような軽量材は強風時に浮き上がりやすく、隙間ができやすいため雨が吹き込むリスクが高まります。 |
| 4.水の流れが滞る・逆流する | 異なる勾配や形状が組み合わさると雨水の流れが乱れたり滞留・逆流することがあり、排水不良から雨漏りにつながりやすくなります。 |
「窓からポタポタ水が…」「屋根と屋根のつなぎ目が気になる」など、同じようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか？
今回のように「いずれ建て替えるから…」といっても、それまでの数年間安心して暮らせるようにするためには適切な処置が必要です。
当店では、建て替えを前提とした最小限の補修から、長期的に安心できる本格的な修理まで、お客様のご希望に合わせてご提案しております。
現地調査・お見積りは無料実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください！
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