太子町 屋根の換気棟とは？効果や棟板金のメンテナンスについてご紹介
更新日：2025年4月9日
今回調査を行ったのは、太子町にある築20年の2階建て木造住宅です(^^)/
屋根材はスレートで、太陽光パネルが設置されていますね。
屋根の棟部分には換気棟が設けられており、今回は棟板金の劣化と換気棟の状態を確認するため、無料点検のご依頼をいただきました！
【屋根の棟板金の役割】
棟板金（むねばんきん）とは、屋根の最も高い部分「棟（むね）」に取り付けられている金属部材です(^^)/
屋根材の接合部を覆うことで雨水の侵入を防ぎ、風による屋根材のめくれを防止する重要な役割を担っていますよ。
見た目以上に屋根の防水性や耐久性に関わる、大切なパーツなんです！
現地調査の際、棟板金の固定釘が数か所で浮いているのを確認しました！
手で触れるとグラグラしており、強風や雨の影響で今にも外れてしまいそうな状態です(>_<)
実際に1本は完全に抜けており、板金がわずかに浮き上がっていました。
このような状態では、雨水の侵入や棟板金の飛散といったリスクが高まりますね！
釘が抜けてしまう主な原因は、経年劣化や風の振動、熱膨張と収縮による動きです！
築20年ともなると、釘の周辺の木材も傷み、しっかりと固定できなくなっているケースも多く見られますよ(^^)/
釘が抜けて板金が浮いたまま放置すると、雨漏りの原因となるだけでなく、台風などの強風時に棟板金が飛散し、近隣への被害にもつながる可能性がありますね。
このお宅には、棟板金の一部に換気棟が取り付けられていました(^^)/
換気棟とは、屋根裏の湿気や熱気を効率よく排出するための通気設備ですね。
夏場の室内温度上昇を防ぎ、結露や木材の腐食を予防する効果があり、特に太陽光パネルを設置している住宅では、屋根裏に熱がこもりやすいため換気棟の役割は非常に重要です！
換気棟と聞くと「穴が開いているなら雨が入るのでは？」と心配される方もいらっしゃいますが、実はその心配は無用です(^^)/
換気棟には雨が侵入しにくい特殊な構造が採用されており、風雨をうまく遮る仕組みが設けられていますよ。
また、施工時には防水シートや防水パッキンがしっかりと設置されているため、正しく施工されていれば雨漏りの心配はほとんどありません！
棟板金の釘抜けや浮きが見られる場合、部分的な補修では再発の可能性が高くなります(^^)/
根本的な解決のためには「棟板金交換工事」がおすすめですね！
新しい板金と耐久性の高いビスでしっかりと固定し、防水性能を回復させます。また、下地の木材が劣化している場合には下地からの交換も行いますので、長期的に安心できるメンテナンスが可能ですよ！
定期的な点検と早めの対応が大切ですね。
換気棟の効果や棟板金のメンテナンスを知ることで、大切なお住まいを長持ちさせることができます！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/街の屋根屋さん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。今日も１日お疲れ様でした！！
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