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丸亀市|築35年の焼き杉板に初メンテナンス!修繕のサインと施工方法とは?
更新日:2025年4月9日
拝見したところ、外壁に使われている焼き杉板(やきすぎいた)の塗膜(とまく)=表面を保護する塗装の膜が、ほとんど失われていました。
塗膜がなくなってしまうと、杉板が直接雨や紫外線にさらされてしまいます。
その結果、板自体の乾燥・ひび割れ・反り・腐食が進みやすくなります。
こちらのお宅にも、このような症状が現れていました。
「昔の家はいい木を使ってたから、まだ大丈夫と思ってたんです」
これは築35年以上のお住まいをお持ちのお客様から、よく聞く言葉です。
実際に現地で拝見した焼き杉板。
今の製品よりも一枚一枚が厚く、しっかりとした造りです。
■昔の焼き杉板の特徴とは?
かつては、**杉板そのものに厚み(約18mm〜20mm前後)があり、
現代の量産タイプ(約10〜12mm)**に比べると、明らかに重厚感と耐久性があります。
また、職人の手で丁寧に焼かれた板は、表面の焼き具合にムラが少なく、
炭化層(たんかそう:焼いた表面の黒い部分)が厚いため、
雨や紫外線にも強いという特徴があります。
たとえ厚くて立派な板でも、35年間、雨風・紫外線にさらされ続ければ、劣化は必ず進みます。
特に塗膜(木を守る保護膜)がなくなってくると、
炭化層が風化し、木肌がむき出しになって水を吸いやすくなります。
この状態が長く続くと、いくら良い材でも、
割れ・反り・腐れといったトラブルに繋がります。
焼き杉板は“焼いて炭化”させることで耐久性を高めています。
ただし、この炭化層も経年劣化や風雨によって徐々に薄れていきます。
「昔ながらの木材だから大丈夫」
そう思ってしまうお気持ち、よくわかります。
でも実際には、5年〜10年を目安にメンテナンス塗装がおすすめです^^
今回、反った木を釘で押さえた後、木材保護塗料「キシラデコール」を使った2回塗りの塗装を行いました。
キシラデコールは、木材に深く浸透し、内側から防腐・防カビ・防虫効果を発揮してくれる塗料。
見た目を整えるだけでなく、今後の劣化防止にもつながります。
2回塗りすることで、色ムラや吸い込みムラも防ぎ、より均一で美しい仕上がりに。
詳しい工事の様子や価格については施工事例に書きますのでお読みいただけたら嬉しいです^^
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-kotobuki@kotobukikoubou.com
有限会社寿工房
〒760-0080
香川県高松市木太町1941−12


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