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小山市 強風で屋根板金が飛散!屋根修理に火災保険は使えるのか!?
更新日:2025年3月27日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より「屋根の一部が地面に落ちているみたいで…」という緊急のお問い合わせをいただき、急ぎ現地に伺って参りました。
本日お届けするのは、その屋根板金が強風で飛散してしまったお客様宅の調査の模様です。
自然災害によって屋根に被害が出た場合、火災保険の「風災補償」が適用できることがあります。
でも実際のところどうなの? という点を、現場の様子とあわせて詳しくご紹介しようと思います。
ブログをご覧の皆様の参考になれば幸いです(o^^o)
小山市のお客様宅にお伺いしました。
車を停めて道路を歩いて行く途中で、平屋住宅の屋根の
棟板金(屋根のてっぺんにある金属部分)の一部がなくなっているのがはっきりとわかりましたΣ(゚д゚;)
こちらが地面に落ちていたという棟板金。
細長い木材は、
棟板金の下に敷かれている木下地の一部ですね。
風が強かった日に突然大きな音がして、驚いて外に出てみたら庭先に散らばっていたそうです。
幸い通行人や周囲のお宅に被害はありませんでしたが、こんな長尺の板金にもし当たったらあわや大事故になるところでした((((;゚Д゚))))
早速屋根にあがって確認します!
ハシゴを軒先にかけさせていただく際は、
雨樋とハシゴの間に当て木を噛ませて接触しないように対策しています。
直接ハシゴをかけると雨樋が傷つき凹んでしまうこともあるため、
私たち街の屋根やさん栃木小山店が屋根に上る時に注意してることのひとつです (^-^)v
屋根の上部から見た棟板金の飛散跡がこちら。
屋根の頂部にあたる
「棟(むね)」の部分から板金がすっぽり外れてしまい、内部の
木製貫板(ぬきいた)が剥き出しになっています。
棟板金は屋根と屋根が合わさる凸部に被せて屋根を保護しているのですが、雨風の影響ををもろに受けるため傷みやすい箇所でもあるのです(´;︵;`)
釘やビスで固定されていたはずですが、
長年の風雨や経年劣化によって固定力が低下していた可能性があります。
貫板は棟板金を固定するための下地材のことで、屋根の一番高い棟部分に取り付けられ、その上から棟板金をかぶせて固定します。
つまり、
棟板金を支える土台のような役割ですね。
飛散した部分を詳しく見てみると、貫板は劣化が著しくボロボロになっています。
木製貫板には雨水が染み込み、腐食が進んでいる状態でした。
木材が腐ると釘が効かなくなり、板金の固定ができなくなってしまいます(>_<)
板金を留めていたと思しき釘が近くに落ちていました。
釘が抜けて固定力が弱っていた棟板金は、強風により浮き上がって飛ばされたと推測できます。
木製下地が腐って釘が効かず、風で簡単に持っていかれてしまったのでしょう(;▽;)
今まで棟板金によって覆われていた屋根面と屋根面の隙間が剥き出しになり、雨が降るとこの隙間部分から雨水が入り込んでしまうため、できるだけ早めの修理が必要です(>人<;)
屋根修理の際に「火災保険って使えるの?」というご質問をよくいただきます。
台風や強風などの自然災害による家屋の損傷は、火災保険の風災を適用できる場合があります。
今回の棟板金飛散のケースは、果たして火災保険は適用されるのでしょうか?
結論からお伝えすると「申請は可能ですが、支給の有無はケースバイケースです」と言うのが正直なところです。
なぜでしょうか?
火災保険の風災補償は、自然災害による損傷を対象としています。
しかし、保険会社は「自然災害なのか、経年劣化なのか」を慎重に判断します。
そのため、
鑑定人や保険会社の判断次第で、支給が認められない場合もあります。
そして保険会社によって基準は異なります。
「10万円以上の被害で一定額の見舞金が出る」「20万円以上の被害でないと受理しない」「少額でも申請可能」など、条件はさまざまです。
また、
保険申請はお客様ご自身で行っていただく必要があります。
私たち修理業者は、お見積もり作成や画像提供のサポートはできますが、代理申請はできません。
これは、
全国的に火災保険申請詐欺が横行したため、規制が強化されたからです。
もし自然災害申請を希望される場合は、まず保険会社に直接相談することをおすすめいたします。
その後、修理業者と連携しながら進めるとスムーズですよ(^-^)
今回飛散した棟板金以外の他の棟部もすべて点検させていただきましたが、
破損してない棟板金の下地貫板にも水が染み込み、腐食が進んでいました。留め具が効かず、手を差し込むと簡単に浮き上がってしまう状態です(∩´﹏`∩)
火災保険の適用有無に関係なく、
全ての棟板金に対しての修理を考えないと最悪雨漏りにつながるリスクがあります。
強風による屋根の損傷は火災保険の申請が可能ですが、必ず支給されるわけではありません。
自然災害か経年劣化かの判断は、保険会社や鑑定人によって異なります。
もし、家屋が自然災害で破損した場合、火災保険が活用できれば工事もお得にすることが出来ますので、まずは保険会社に確認してみましょう
(`・ω・´)
街の屋根やさん栃木小山店では、調査・点検・お見積りまで無料で承っております。
火災保険を使用した工事実績もございますので、申請を検討されている方は是非一度ご相談ください。
皆様のお手伝いをさせていただきます( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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