石岡市の築40年の家。台風で和瓦が割れてしまったとご連絡をいただきました
更新日：2025年2月13日
割れてしまった屋根の瓦です。
和風の陶器瓦は和瓦と呼ばれています。
陶器でつくられているので、塗装によるメンテナンスは必要なく、和瓦はメンテナンスフリーといわれる所以でもあります。
とはいえ、割れてしまっては交換が必要です。
ご連絡をいただく前の台風はかなりの強風でしたので、少しの被害で済んでよかったとも言えます。
高所カメラでも全体を確認していきました。
綺麗な艶のある屋根瓦が並んでいますが、このなかに割れた瓦があります。
小さい場所ですが、見て違和感を感じる場所がありましたでしょうか？！
棟の右端から四番目の棟瓦に、横にひび割れが入っています。
こちらも交換が必要ですね。
棟瓦の下に積まれている瓦は、熨斗瓦（のしかわら）と呼ばれる瓦です。
段数が多くあり、壮大さを感じますね～。
漆喰のメンテナンスを定期的におこなわないと、地震などで崩れる可能性があるため、こまめにみていくことをおススメします。
今回の石岡市の割れてしまった和瓦は、廃番となっていました。
そのため寸法を確認して、同じ寸法のものを使うか、オーダーで注文するようになります。
壁紙などもそうですが、数年経つと形や型が変わって廃番になるものが多く、全く同じものにはならないので、その旨は必ずお客様にご説明をして、ご了承をいただいたうえでの工事となります。
今回の石岡市の現場では、あまり見えない箇所ということもあり、現在流通しているもののなかから、同じ寸法のものを使って補修することになりました。
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