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高崎市柴崎町で行った傷んだ屋根をカバー工法でリフォーム
高崎市 屋根カバー工事
【工事のきっかけ】
今回ご依頼いただいたのはこちらの物件
ちゅうこのぶっけんをご購入になり、住み始める前に点検して悪いところを直しておこうということでご依頼いただきました
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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まずは無料点検ということでお伺いしました
住み始める前に屋根や外壁の塗り替えもしたいなとのことでしたので、早速屋根からチェックしていくと最初に目に入ったのがこちらの様子
この屋根材はパミール屋根材というもので、アスベスト規制をクリアするために作られた屋根材です
今から１５～２０年くらい前によく使われていましたが、施工後８～１０年くらいで写真のようにミルフィーユ状に膨らんで段々と剥がれてくる不具合が多数報告されている屋根材です。不具合の状態がさらに進行すると屋根材自体が欠落する例なども報告されています
中から膨らむので塗装しても塗ったところから剥がれてしまい塗装の意味がないので対策としては
１．屋根材を全部剥がして新しい屋根に葺き替える
２．現状の屋根の上に新しい屋根材を重ねて上貼りする
のどちらかになります
幸いまだ雨漏り等の不具合は発生しておりませんでしたが、心配なので早急に対策してほしいとご依頼いただきましたのですぐに足場を組んで詳細をしらべ今後の方針を決めます
足場を組んで屋根に上ると膨らんでいるところや表面が剥がれた箇所が他にも多数見つかりますが、大きく割れたところや欠落しているところはありませんでした
下地の板もまだしっかりしているので、お客様と相談の結果今回は新しい屋根材を上貼りするカバー工法で施工することになりました
カバー工法で施工すれば既存の屋根を剥がす手間がありませんし、廃材の量も減りますので工期も費用も減らせますね
カバー工法
まずは既存屋根の上にルーフィングと呼ばれる防水シートを貼ります
既存屋根の下地にも防水しーとが貼ってありますが古くなると破れやすく、そこから雨水が侵入したりすることがあるので屋根の葺き替えや、今回のようなカバー工法の場合でも必ず新たに貼ります
これによって安心感と耐久性が格段にアップします
軒先唐草とケラバ水切りと呼ばれる板金板を取り付けます
どちらも屋根を流れてきた雨水が屋根材の裏側へまわってこないようにするためのもので、これをつけておかないと水が中に入ってしまい屋根下地の木部が腐食する原因となってしまいます
煙突の周りにも水切りの板金を取り付けます
下から順番に貼っていき雪止め金具も取り付けていきます
完成です
煙突まわりもきれいに仕上がって、これで雨漏れの心配はなくなりましたね
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