ケレン作業を行います。

プライマーを塗布していきます

ケレンが完了した架台にプライマーを塗っていきます。

プライマーの塗布は、既存の土台へ新たに施工するウレタン防水材との密着性を高めるための重要な工程です。プライマーは接着剤のような役割を果たしてくれるので、施工範囲全体に均一に塗り広げていきます。

プライマーを塗った後はしっかりと乾かします。
乾いていない水分を含んだままの状態でウレタン防水材を塗布すると「膨れ」という現象が起きてします可能性があります。
「膨れ」とは太陽光や紫外線で蒸発した水分が、塗膜の中で浮き上がってしまう現状です。

下地をしっかりと乾燥させることも大切な工程の一つです。

シーリングを打設します

プライマーを塗布し、乾燥させたのち、シーリングの打ち込みを行います。

シーリングを打設する箇所に、マスキングテープでしっかりと養生していきます。養生後、シーリング材を打設していきます。とてもきれいな仕上がりですね。

シーリングを打設することで、架台にあるプレートの隙間へ雨水が入り込まないようになります。

ウレタン防水を施工します

ウレタン防水工事を施工します。施工した範囲を２回塗布しました。

こちらもプライマー塗布と同じで、ウレタン防水材をしっかりと乾燥させることが大切です。

施工完了！

ウレタン防水材が完全に乾いたら、最後にトップコートを塗布してウレタン防水材を保護したら施工完了です！トップコートで紫外線のダメージから防水層を守ります。

ウレタン防水工事はすべての工程で「しっかりと乾燥させる」ことが重要です。そのため、施工箇所が狭くても日数と時間を要します。ですがしっかり時間をかけて作業することにより、塗膜が安定し、機能性と美観の良い仕上がりになります。

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