街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は三木市で行った「大波スレートのカバー工法・トタン屋根の葺き替え工事」になります。

大波スレートってあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、昔の工場や倉庫には良く使用されていた屋根材なんですよ！！

現在、大波スレートから雨漏りしている状態で早急に修理が必要です。

葺き替え工事をする場合、大波スレートには「アスベスト」と呼ばれる体に悪い成分が入っており処分するには費用がとても掛かります(>_<)

そこで、ひそかに主流となっている「カバー工法」をご提案し、大波スレートの処分が不要な工事をご提案しました(^^)/

三木市で大波スレートからの雨漏りをチェック

雨漏りでお困りという事でしたので、大波スレートの屋根工事前に三木市倉庫の室内をチェックしていきましょう(^^)/

倉庫は2階建ての鉄骨造で1階部分は倉庫、2階部分は事務所っぽい感じでした。

2階の部屋に案内されると、いきなり天井に大きなシミが、、、

シミの範囲やシミの色から、かなり前から雨漏りしているものと推測できます。

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コチラの天井材は雨漏りによって剥がれ落ちている状態でした、、、

剥がれた天井材は床に落ち、天井の下地材がむき出しになっている状態ですね。

この真上は大波スレートがあり、雨漏りの原因は間違いなく大波スレートからですよ(>_<)

雨漏りで剥がれた天井材のすき間から、大波スレートの裏側が見えます。

大波スレートは厚み5㎜くらいの波型スレート板で、年数が経つと「ひび割れや穴あき」が発生しますので早めのメンテナンスをお勧めしております。

室内の雨漏りの様子を一通りチェックしたところで、屋根上を調査していきましょう(^^)/

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大波スレートの劣化状態を確認

コチラが、三木市で大波スレートのカバー工法を行う現場になりますよ(^^)/

屋根面積は230㎡とかなり大きな倉庫ですね。

屋根のほとんどが大波スレートで施工されており、一部トタン屋根も使用されております。

トタン屋根に関してはかなり錆が酷かったので、ポリカ波板への葺き替え工事をご提案しました。

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梯子を大波スレートにかけて、屋根上に昇ってきましたよ(^^)/

大波スレートの屋根調査を行うときは、踏み抜かないように足で踏む場所をしっかりと把握しておかないといけません。

知識のない方が大波スレートを踏み抜く事故は意外に多いですよ、、、

大波スレートは鉄骨下地の上に直貼りされており、鉄製のフックボルトで固定されています。

屋根の下に防水シートなどは貼られていないので雨漏りしやすいんですよね(>_<)

大波スレートからの雨漏りが一番ひどかった部分はこの部分です。

大屋根の大波スレートの下に、更に大波スレートが潜り込んでいる設計になっていますが、この潜り込んでいる大波スレートの傾斜が緩すぎますね(>_<)

スレート屋根は雨水を吸いやすいので、あまり傾斜のない所ではお勧めできない屋根材となっております。

点検も終わりましたので、大波スレートのカバー工法に行ってみましょう！！

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大波スレートはカバー工法で解決

それでは三木市での大波スレートのカバー工法をご紹介していきましょう(^^)/

これは、屋根の先端が「アール」になっている部分を切断している様子です。

このような「アール」部分と同じ形状の屋根材をカバーすることは出来るのですが、1枚当たり6,000円と非常に高価ですので切断して屋根は真っすぐにしていきます。

大波スレート切断時は、掃除機などで粉じんを吸い込みながら作業しますよ！！

お次は大波スレートのカバー工法で必ず必要な「ボルトカット」になりますね。

カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材をカバーする工事ですので、３～４センチ飛び出しているフックボルトは邪魔になるため切断しなければいけません。

根元でカットして掃除していきます(^^)/

大波スレートの先端部分（アール部分）を撤去すると、外壁の鉄骨下地が出てきましたよ。

この部分は元々塞がれてなかったようですが、今回工事を行うときには塞いでおきましょう(^^)/

吹き降りの雨が入る可能性もありますし、鳥や害虫の侵入も防げますからね。

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大波スレートのカバー工法で使用した屋根材は「リファインボトムフラット」と呼ばれる屋根材です。

屋根の長さは自在にオーダーが可能で、横幅は650㎜の働き寸法を持っております。

屋根の形状自体は既存の大波スレートと似た山形形状ではありますが、角ばった形状をしていることから強度は高まっていますよ！！

更に、材質は「ガルバリウム鋼板」ですので錆に強く、ひび割れる心配もありません(^^)/

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屋根を固定するものは「ステンレス製のビス」を使用しております。

既存のフックボルトは鉄製でしたので錆び付いていましたが、ステンレスですと錆びる心配はありませんよね(^^)/

屋根の棟部分は屋根材を1枚1枚「立ち上げ加工」して、棟板金を取り付けた際に吹き降りの雨が入ってこないようにしておきます。

大波スレートのカバー工法で全ての屋根を貼り終えると、仕上げ作業にかかります。

屋根の側面（ケラバ）に屋根材と同色の「ケラバ板金」を加工して取り付けていきます。

このような部材は既製品で存在しない為、1枚のガルバリウム鋼板の板を機械で加工する必要がありますよ(^^)/

先ほど屋根材を立ち上げ加工した上に「棟板金」を取り付けて、屋根と屋根の接合部分から雨が入らないようにしていきます(^^)/

棟板金も屋根材と同色のガルバリウム鋼板で加工が必要ですね。

街の屋根やさん神戸西店の工場には、このような板金材を加工する設備が整っておりますので低価格で商品を提供することができます！！

棟板金は強風で飛散しやすいのでビスでしっかりと固定していきます。

トタン屋根はポリカ波板に葺き替え

トタン屋根は葺き替え工事ですね(^^)/

見てください、相当に錆びてますよね？？

これだけ錆びるには相当な時間を要すると思います。

過去に一度もメンテナンスをされていなかったので、錆びて原形がなくなっている部分もありますし、穴だらけでしたね、、、

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まずは錆び錆になったトタン屋根を全て撤去して掃除していきますよ。

お客様と打合せ中に、このトタン屋根の下が暗いと聞いておりましたので、葺き替え工事で使用する新しい屋根材には「ポリカ波板」を採用しました。

光を取り入れることができながら雨をしのぐことのできる屋根材ですよね(^^)/

コチラが、トタン屋根の葺き替え工事で使用した「タキロン・ポリカ波板」になります。

ベランダやガレージの屋根としても良く使用されているポリカ波板は、既存の鉄骨下地にステンレス製のビスで固定していきます！！

錆びたトタン屋根で中が暗い状態でしたが、ポリカ波板に葺き替えることにより明るい室内になりましたよ(^^)/

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大波スレートのメンテナンス方法は、街の屋根やさん神戸西店にご相談ください！！

処分費用の高い大波スレートを撤去することなく、屋根カバー工法で屋根全体が真っ新になりましたね(^^)/

錆び付いたトタン屋根の部分は、ポリカ波板に葺き替えることにより明るくなりました！！

今まで、あまり使用していなかった倉庫だったようですけど雨漏りも直り、屋根全体がキレイになったのでこれからは頻繁に使用していくそうですよ(*^^*)

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！

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