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新居浜市で釉薬瓦の葺止部分の、のし瓦が欠落した現場の施工事例です。葺止1列やり直しました。
新居浜市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
「壁際の瓦が落ちてきて屋根下の駐車場が使えないので直してほしい。」との依頼がありました。
現場は2階建ての釉薬S型瓦で1階の壁際ののし瓦が4枚欠落。
落ちる先は近所の会社の駐車スペースでした。いつ残っている瓦が落ちるか分からないので
その部分の駐車スペースは開けてもらっている状態ですが、早く直したいとの事でした。
壁際ののし瓦は全体的にズレを起こしているので不安を取り除くためにも1列全てやり直す方が良いと
判断、説明しお見積り提示の上、施工させていただきました。
基本情報
- 使用材料:シルガード白(漆喰) コーキング のし瓦
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回は新居浜して葺止の瓦が落ちている現場の修理です。
下は近所にある会社の駐車場なのですが、いつ瓦が落ちるか分からない状態なので
屋根真下部分の駐車場が使えなくなっているので修理を行いました。
今回は事前調査が少しなので一括紹介になります。
葺止は壁際部分を言います。(赤丸部分)
今回は葺止部分に積んであるのし瓦が4枚落ちていました。
4枚だけコーキング(接着剤)で固定するだけでもいいですが、所々ズレてきている
傾向があるので、別箇所がまた駐車場に落下する可能性を考え、葺止部分をやり直すことにしました。
のし瓦を取り除けていきます。
写真の通り、土が使われていたころは表面のモルタル以外は土です。
土が乾いてパサパサしてくると瓦との密着力が無くなり、徐々にズレが起きます。
(地震や、強風などでもズレやすくなります。)
瓦上に落ちた土を踏むと屋根用の靴でもかなり滑りやすくなるので、むやみに上がらないように。
1か所葺き止めの段違い部分でモルタルで固めている部分があります。
隙間埋めでしょうか。
モルタルを除けてみました。雨が瓦の下に流れている跡(赤丸)が見つかりました。
雨漏り後ですね。防水シート上と軒先に近い部分なので室内漏れは無いと思います。
屋根用語で棟から樋まで傾斜のある部分を流れと言います。
流れ部分の壁際には壁水切と雨押えと言う2種類の板金があります。
雨押えは壁に伝う雨水を、壁水切は瓦から吹き込んだ雨水を室内に入れず樋側の瓦に流す役割をしています。
今回の雨漏りは先程のモルタルが壁水切から瓦に流す部分で積止めしていました。
そのため壁際に入り込んだ雨水がうまく排出できずにそこで貯めてしまったのが原因です。
合わせて補修しておきます。
土を綺麗に除けたら今度は新しいシルガード(漆喰)を入れ込みます。
今は土を入れません。
糸で出幅を合わします。(ピンクで細いので見えないかも)
1段目ののし瓦を入れ込んで抑え込み、シルガードと密着させます。
のし瓦の側面同士にもコーキングで接着しています。
シルガードが乾いてのし瓦としっかり密着するまでしばらく置いておきます。
今回の職人はのし瓦と地瓦の接着部分に当て木をします。
S型や和型のように山のある瓦では瓦同士の接地が少ないので
固まる前にズレやすく、2段目積む時に歪んだりしやすくなります。
当て木をすることでズレや歪みを解消していきます。
2段目の施工です。
瓦にも漆喰を付けて、側面はコーキングで瓦同士を固定させます。
葺止がきっちり仕上がりました。
新築の時は、この葺止はのし瓦を葺いてから板金を付けます。
やり直しや葺替では板金が付いたままで直すので、新築時のような復旧が出来ない場合もあります。
モルタルで雨の排出を止めてた部分も流れるように!!
側面のシルガードも忘れず塗直します。
地瓦が1枚ヒビが生えていたので一緒に差し替えです。
ヒビは細いから見にくいですね。
防水シートにも少し雨跡が。
屋根部分だけですが壁ボードの継ぎ目がひび割れですね。
瓦と同じでコーキングを打って防水しますが、15年くらいしてるとこのように亀裂が入り
吹き付ける雨の場合、このひび割れから雨水が侵入してきます。
今回の修理したした屋根面のみですが、届く範囲でコーキングを打っておきました。
ここだけ写真縦張りですいません。
以上で作業終了です。
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