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長崎市の海沿いにある築35年のセメント瓦屋根調査をしました！！
更新日：2024年11月14日
長崎市築35年セメント瓦屋根の調査を行う現場紹介🏠
お疲れ様です！！
街の屋根やさん井上です！！
今回は、長崎市にある築35年の海沿いに面したセメント瓦屋根のお家で1階の瓦が何ヶ所か割れている部分があるので2階も心配だから調査をしてほしいとの依頼がありました！
～今回の調査で気になる箇所～
1.セメント瓦の塗膜劣化
2.セメント瓦の割れ
3.棟土台漆喰割れ
と3点ほどありました！！
実際にどういう状態だったかということを上から順番に写真と合わせて状況と補修方法をご説明させていただきます！！
まず先に2階の調査をしました！！セメント瓦の塗膜がかなり褪せている状態になっています！
塗膜が劣化してしまうとどのような弊害が出てしまうかをご説明する前にまずはセメント瓦についてご説明していきます🙋
セメント瓦とはどんなの？
セメント瓦とは、セメントと川砂を混合させて作られた瓦になり、1980年～1990年にかけて多くの戸建て住宅で普及した屋根瓦です！！初期費用が安いのがメリットですが、表面を塗装して作り上げている瓦になるため定期的な塗装のメンテナンスが必要になります！！
塗膜が劣化するとどんな弊害がでるの？瓦自体の塗膜が劣化した場合、雨水などの水分を含んでしまい瓦自体の耐久性が落ちてしまい、今回の依頼内容にあったような瓦自体が割れてしまったりコケやカビが生えてしまいさらに耐久性を下げてしまう恐れがあります！！最悪の場合、瓦自体を交換してあげないといけなくなってしまいます！！今回調査したお家はチョーキングと呼ばれる瓦表面を手で触ると白い粉のようなものが手に付着してしまう状態でした！！チョーキングが出てきている状態ということは塗膜が劣化してしまい塗装の塗り替えサインになります！！
この場合補修方法としては、現状まだ瓦自体が塗装を塗れる状態ですので、瓦を交換せずにこれ以上瓦の耐久性を下げてしまわないように洗浄をかけ瓦の汚れを落とした後に瓦の上からしっかり塗装をしてあげる必要があります！！チョーキングが出ている場合、早めの塗装の塗り替えをオススメします！！
次に、依頼内容にありました瓦の割れを調査しました！！2階の方を調査した所、1階で依頼者様が確認された同様に瓦の割れがありました(´・ω・｀)
このまま放置しておくと、雨水等が割れている箇所から屋根裏の方に侵入してしまい、最悪の場合雨漏りをしてしまう可能性がありますので早急に対処する必要があります⚠
この瓦の割れの原因としましては、先程の「1.セメント瓦の塗膜劣化」でご説明した通り瓦の塗膜が落ちてしまい耐久性が下がってしまったことが原因になります！！
補修方法としては・新しい瓦を差替える・割れてしまっている箇所にコーキング補修をする
のどちらかになります！！なので、瓦の割れの補修を施したあとに塗装をしてあげる必要があります🙋雨漏りをしてしまう前に小さい割れでもしっかり補修することをオススメします✨
最後に先程ご説明した2つの内容よりは優先順位としては早急に対処しなければならない！ということではないのですが、瓦と同様に棟土台の漆喰が割れてしまっている箇所がありました！！まずこの土台の漆喰は棟を造る際に、先に赤土で土台を作ります！！そしてその赤土が崩れてしまわないようにするために側面から漆喰を塗り、棟専用の瓦を積み上げている造りになります！中の土台の赤土を崩さないようにするための漆喰のため、これ以上割れが酷くなってしまうと漆喰が外れ土台の赤土が漏れてしまいます。
今回のお家は先程お伝えしたように漆喰の割れ自体早急に対処しなければいけないということではありませんが、定期メンテナンスをオススメします！！
今回調査したお家は、塗装をして10年以上経過してしまっていた状態での瓦自体に弊害が起こってしまっている状況でした！！ものである以上一生物というのはありません。ですが、メンテナンスをしっかりしてあげることにより耐久性を維持することは出来ます！！塗装を考えていられる方やお家のことでなにかお困りの事がありましたら、私達専門業者が実際に調査してしっかりご説明させていただきますのでお気軽にご連絡下さい！！
本日はブログを最後まで見て頂きありがとうございました！！
また次のブログでお会いしましょう！！
本日も一日お疲れ様でした！！
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