君津市中野 番線が切れ熨斗瓦がズレた釉薬瓦を調査
更新日:2024年11月07日
君津市中野にて瓦屋根の点検に伺いました。
漆喰の劣化が気になるということでした。瓦屋根の場合、瓦自体が長寿命のため破損や雨漏りがない限りメンテナンスが不要のイメージがあります。
しかし、
漆喰や
防水紙など
瓦以外の部材の耐用年数は
20年前後ですので、
定期的な点検・メンテナンスが必要です。私たち街の屋根やさんでは、
無料点検・お見積りまで無料で承っておりますので、お気軽にご依頼ください。
釉薬瓦(ゆうやくがわら)が使用された綺麗な青色の屋根でした。瓦屋根の場合、屋根のてっぺんにある
大棟(おおむね)や隅棟(下り棟)は、熨斗瓦(のしがわら)+冠瓦(丸瓦)で構成されています。
近年では、耐震性の観点から
棟瓦の取り直し工事をされる際に、棟瓦の段数を減らすことで
軽量化されるお客様も増えてきています。
大棟部分の
番線(ばんせん/
銅線)が切れている部分で、わずかに熨斗瓦がズレてきている状態でした。ほかの部分も確認します。
大棟から下方向に設置されている隅棟(すみむね/下り棟)では、熨斗瓦(のしがわら)のズレが目立っていました。強風や地震などの揺れにより、棟が崩れてしまう恐れもあります。
私たち街の屋根やさんでは、
瓦屋根のメンテナンスも数多く承っております。お気軽にご相談ください(^_-)-☆
大棟と隅棟の接合部を確認すると、漆喰が剝がれ、冠瓦が取れかかっていました。
番線でかろうじて残っていますが、
落下や雨水侵入の恐れが高く早めの対処が必要です。
また、隅棟の漆喰が剝がれ、棟の
台土が露出し熨斗瓦がズレていました。台土に雨風が直接当たってしまうだけでなく、番線も切れているため、
強風や地震などの揺れで隅棟の
崩壊に繋がる可能性があります。
点検の結果、
棟瓦の取り直し工事をご提案いたしました。漆喰工事は、劣化状態によりメンテナンス方法が異なります。棟瓦の取り直し工事は18,150円(税込み)/m~となります。棟の段数、場所(下り棟/大棟)により変わります。
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