ホーム > 行方市ミサワホーム施工の家。外壁の表面剥離と目地劣化で雨漏り…
行方市ミサワホーム施工の家。外壁の表面剥離と目地劣化で雨漏りの危険性!外壁塗装で防水性と遮熱効果を両立
【工事のきっかけ】
外壁塗装は初めてだったため、どの業者に依頼すれば良いのかまったくわからず、非常に悩んでいました。
また、費用の見当もつかず心配していたのですが、外壁の色あせや表面の劣化が目立ってきたため、そろそろメンテナンスが必要だと感じていました。そんな中、知人から霞美装さんで塗装をした経験を聞き、問い合わせてみることにしました。
基本情報
- 施工内容:外壁塗装
- 施工期間:約4週間(全行程)
- 築年数:築19年
- 使用材料:(外壁)プレミアムシーラーSSプライマー、超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR、マルチエースⅡ-JY、サーモテックメタルプライマー(屋根)漆喰(防水)リガードトップ・シンナー・プライマー
行方市の現地にお伺いいたしました。
築19年、ミサワホームで建てられた窯業系サイディング外壁の二階建ての建物です。
お客様は外壁の色褪せと外壁を繋いでいるシーリング目地の劣化が気になるとのことでした。
窯業系サイディング外壁とは、外壁の表面剥離でおこる問題
まず、窯業系サイディング外壁について少し触れておきましょう。
窯業系サイディングは、セメントを主成分とし繊維などを混ぜて作られる外壁材で、耐久性や防火性に優れています。
そのため、多くの住宅で採用されている一般的な外壁材です。
セメントを主成分としているため、水分には強くありません。そのため塗装をして防水性を担保しています。
行方市の現地では、サイディング外壁の表面剥離が見られました。
これは劣化現象のひとつです。
サイディングに傷がついたり、地震などで負荷がかかっておきたひび割れや、塗膜劣化による雨水浸透などが原因です。
白くなっている部分はセメント部分が露出している状態なので、水を吸いやすくなっている状態です。
外壁工法の確認には、通常隙間に定規などを差し込んで奥行きを確認して判断します。
今回はうまく写真が撮れました。
胴縁が見えるので外壁は通気工法ということがわかります。
なお外壁の小口ですが、塗装をしていない現場がいくつかみられています。
塗装をしないと数年後に外壁の端からボロボロになってしまうので、塗装を依頼する際には家の外壁がどんな状態なのか、塗装が必要かどうか調べて確認をしていくとトラブルを防ぐことが出来ます。
窯業系サイディング外壁はシーリングで隙間を埋めて雨漏りを防止しています。
シーリングは、外壁パネルの接合部分を保護する役割を担っており、この部分が劣化すると、雨水が外壁内に浸入しやすくなります。
初めは弾力があり柔らかいシーリングですが、経年で劣化して硬化していきます。
行方市現地のシーリングはカチカチに硬化してひび割れていました。
ひび割れだけではなく、ひび割れがボロボロになって落ちていった箇所や、穴が開いた箇所もありました。
シーリングのひび割れや穴からは雨水が入り込んでいきます。
シーリングは一次防水のため、二次防水の防水シートがあるので室内への雨漏りはしていないようでしたが、行方市現場は外壁の表面剥離もあったため、早急に対策を講じる必要がありました。
浸水が進むと建物の構造体までダメージが及び、木材が腐ったり、内部の断熱材が湿気を吸収して機能不全に陥る可能性があります。
サッシ周りのシーリングも外壁の表面剥離があり、隙間が空いている状態でした。
外壁の中央部分にあるシーリングがボロボロに劣化している箇所をサーモグラフィーで撮影したところ、問題の箇所が青く表示されました。
赤外線カメラでは、温度の低い部分が青や緑で表示されるため、これが湿気の蓄積やシーリングの劣化による防水性の低下を示していることがわかります。
シーリングが劣化するとその隙間から雨水や湿気が侵入し、内部に溜まります。
外壁内部に湿気が溜まると、その部分の温度が周囲よりも低くなり、赤外線カメラで青色として映し出されるのです。
この現象は外壁の保護機能が低下し内部で湿気がこもっていることを意味します。
放置すると建材の腐食やカビの発生に繋がるため、早急なメンテナンスが必要です。
街の屋根やさん土浦店・霞美装では建物全体を確認していきます。
雨どいには苔が、軒天には雨染みがみられました。
塗装のための足場設置は、安全で効率的に作業を行うために必要なものです。
高所での作業が多いため、職人が安定して塗装できる環境を作って事故を防ぎ、塗料がムラなく均一に塗れるようにして仕上がりを美しいものにしていきます。
外壁塗装の前に行う高圧洗浄は、外壁についた汚れやカビ、コケ、古い塗料をしっかりと落とすための作業です。
高圧洗浄を行うことで、新しい塗料が外壁にしっかり密着し長持ちする塗装が可能になります。
ひび割れてボロボロだったシーリングを撤去していきます。
撮り切れない場合はマイナスドライバーなどを使って劣化部分を完全に取り除いて、新しいシーリングを埋める準備をします。
撤去後、接着力を高めるためのプライマー塗布を行い、新しいシーリング材を充填していきます。
最後にならし作業を行って表面を滑らかに整えます。
これにより、隙間がなくなり、耐久性が高く見た目も美しい仕上がりになります。
撤去したシーリングは一か所に集めて現場を綺麗に保っていきますよ。
一つ一つの作業を丁寧に。塗装しない面を綺麗に保つため、境目の仕上がりを美しいものとするために養生をおこないます。
プレミアムSSシーラープライマーを使用した下塗り塗装です。
プライマーは、外壁材との密着性を高める役割を果たし、上塗りの塗料がしっかりと定着するように準備を整えます。
外壁表面を真っ白にすることで、上塗り塗料の発色や仕上がりをより美しくする効果もあるんですよ。
行方市現場の外壁塗装の上塗りには、超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRを使用しました。
高い防汚性を持ち、雨などで自然に汚れを洗い流す「セルフクリーニング効果」があります。また「遮熱性能」により、太陽光の赤外線を反射し、外壁の表面温度上昇を抑えるため、建物内部が夏でも涼しく保たれ、エネルギー効率が向上します。
今回は二色の色を使い分けて塗装をおこないました。
ブロークンホワイトとアイアンバーグの二色です。
今まで一色だったので、イメージががらりと変わります。
今回の外壁塗装では、防水性の回復と遮熱効果を得ることができ、美しい仕上がりとなりました。
長期間にわたり、外観の美しさと建物の保護を両立できる塗装工事です。
外壁の汚れや劣化が気になっている方、リフレッシュをお考えの方は、ぜひお気軽に街の屋根やさん土浦店・霞美装へご相談ください。
経験豊富なスタッフが、最適なプランをご提案いたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。