袖ケ浦市｜瓦の耐用年数は100年超、瓦屋根の葺き直し行いました
更新日：2021年10月19日
袖ケ浦市のお客様は瓦屋根の葺き直し・葺き替えをしています。瓦屋根は何度でも葺き直し・葺き替えが出来るエコな商品です。防水紙は経年劣化でその機能が低下していくので、どうしても葺き替えが必要になります。現に雨漏れがしだして今回の様に葺き替え工事に至りました。室内天井に雨漏れが現れるまで、お客様は気がつく事ができません。
瓦を降ろして新たな下地を新設
土葺きの瓦屋根は漆喰や土により瓦を固定していますので、瓦を外すと砂埃が大変です。全てを綺麗に取り除く工程があります。取り除いていくときにはどこから雨漏れがしているか解ります。今回は棟のあたりから入り込んで、劣化した防水紙より入り込み、室内の天井に雨漏りとして現れました。防水紙が劣化していなければ、その上を伝って屋根の外に出て行くのですが、瓦桟（木下地）などに堆積した土などで水たまりなどが出来てしまうと雨漏れの原因になります。
防水紙の張替え
瓦は隙間があるため、下地に雨水が入り込みやすいのですが、下地となる防水紙が劣化していなければ雨漏れは致しません。お客様のお家は当時、最高級と言われていた表面にビニール系が貼っているルーフィングでした。しかし、現在では劣化してバリバリになり、穴が開いてしまいました。今回はゴム系のアスファルトルーフィングを使用します。引っ張りや振動、伸び縮みに強く、今後の耐用年数に期待が持てます。
雨漏れがしていた棟の復元
瓦屋根の葺き直しは寸法の微妙なずれなどがあるため、簡単にはいきません。熟練した職人が施工しなくては元に戻すのは難しく、どこかがずれた屋根になってしまうのです。雨漏りは馬水が棟から入ったためでした。のし瓦の積み方が不適切で、雨水を上手く排水できないことが原因でした。雨漏れしない棟の積み方をすれば、今後は安心して過ごせます。
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