更新日:2015年01月26日
本日は、渋谷区に急遽点検に伺う事になりました。
先日、飛び込みで屋根の訪問業者が来て、「屋根がずれているので無料で点検します。」と言われ、点検してもらったら、瓦の割れている写真と、銅線が切れて棟がずれている写真を見せられたそうです。「すぐに工事をしないと雨漏りすると言われたんですが、本当かどうか診てほしい。」という、お問い合わせです。
最近特にこのような、お問い合わせが増えています。とりあえず、お客様のお住まいを点検してみない事にはわかりませんので急行しました。到着すると、お庭もお住まいもメンテナンスが行きとどいておりまして屋根も昨年秋に塗装したばかりだそうです。
旦那様に状況をお伺いして、早速梯子をかけて登ってみます。梯子をかけたすぐそばに、真横に綺麗に割れた瓦を1枚発見しました。
登って、棟を点検します。四方の下り棟を見ましたが、歪んでいるところは見当たりませんし、面戸も漆喰ではなく、モルタルで固めています。
唯一、銅線が無い棟瓦が3枚あるくらいです。
めくってみると、中に隠すように銅線がほどいてしまわれています。よくみると銅線の結束した跡が瓦に残っているので、外したのは昨年秋以降ということになります。
一体何のために?
塗装が終わって、本日私が点検するまでの間、屋根に登ったのは、その飛び込みの業者だけです。割れていた瓦も、塗装面から判断すると最近割れたものです。その業者は、「漆喰も剥がれて、棟もずれて落ちかけ、瓦も割れているので早急に屋根の工事が必要」と言っていたそうです。
そんな工事はどこにも必要がなく、考えたくはないですが、その業者が壊して行ったように思われます。破損は明らかに人工的でしたから・・・。
とりあえず、銅線は結び直して、割れた瓦はコーキングで補修しておきました。
「飛び込み業者で、無料で屋根の点検をします」という、言葉で近づいてきますが、決して屋根には登らせない方がいいです。今回のような事もある事を、覚えておいてください。
ご心配な事がございましたら、街の屋根やさんにお問い合わせください。我々は、本当の状況をご報告し、必要のある工事しかお勧めいたしません。
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