木更津市で軒裏天井調査
更新日：2016年10月27日
本日は、木更津市にお住まいの方から軒天工事のご依頼があり、現地調査に参りました。お客様は中古物件で購入した建物で、初めから軒裏天井の傷みには気が付いていたらしいのですが、近頃の台風で悪化した軒裏天井が飛散しないか心配になったそうです。
建物は築33年近く経つ建物です。外壁は増築した部分があり、塗装が施工してあり、外見は綺麗になっていました。ただ付帯部の塗装はしていなく、経年劣化が進んでいます。近隣の建物の接している部分が少なく、角地の日当たりが良好な建物です。
軒裏天井は化粧ベニヤで施工してあり、経年劣化が進み、剥がれている部分が多く見受けられました。お客様が心配になっている部分です。昔に造られた軒裏天井によく見られる化粧ベニヤです。4ｍｍベニヤの化粧合板です。30年近く経つと、ベニヤはミルフィーユ状にボンドで挟み込めて在る為、木部の部分が膨張を繰り返し、ボンドが剥離して剥がれてしまいます。どうしても年数が経つと現れる現象です。
軒裏天井塗装の寿命が来ると、こういった剥がれが生じやすくなります。軒裏天井の塗装だけで工事する方は少なく、丈夫な外壁塗装が悪くなって一緒に工事する方がほとんどです。ただベニヤ施工の軒裏天井ですと材質的に非常に脆く、塗装が無くなると一巻の終わりです。外部の材料はほとんどが耐候年数の高いもので作られていますが、軒裏天井は当初の施工ですと、耐候年数が、あまりに違いすぎて、最初に劣化が始まり、他の物より早い段階で修理が必要になってきます。現在では不燃材のケイカル材があり、グッと耐候年数が伸びて外壁の寿命に近づいている為、外壁塗装と同じ時期にリフォーム工事ができます。今回のお客様にもケイカル材補修のご提案を致しました。
記事内に記載されている金額は2016年10月27日時点での費用となります。
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