更新日：2016年07月19日

市原市へ雨漏りの現場調査に参りました。本日は局地的大雨でどこもかしこも水浸し、道路もあちこちで冠水し、通行止めになっています。道路が冠水する大雨なので、雨漏りしているとなると、とても心配です。お客様には申し訳ないのですが、雨が降っていた方が要因をつかみやすいというメリットがあります。

画像では分かりづらいのですが、クロスの中にシミができています。明らかに漏水しています。このままですと、クロスの表面はビニールなので、壁の中で水分が溜まりぱっなしになり、カビや構造体にダメージを及ぼしてしまいます。

天井に点検口が有り、中に入り調査致しました。すると外は集中豪雨の真っ最中なのに、水滴は見受けられません。しかし漏水跡は残っており、明らかに過去、雨水が浸入しています。漏水箇所は屋根の形状でいうと屋根谷の部分になります。この箇所は雨漏りの原因となることが多いのです。

市原市は大雨が小康状態になり、屋根の調査もできました。谷板金はそれほど大きなダメージはございませんが、屋根ちがいの所の処理が雑です。よくよくご依頼者様にお聞きすると「小雨でも雨漏りする」そうです。これで確信が持てました。屋根ちがいの所で隙間が開いており、風向きの関係で雨が吹き込んで雨漏りするのです。だから小雨でも関係なく、雨漏りするのです。本日の大雨で水滴が発見できずにいたのですが、これで要因が分かりました。他社様が調べたところ、要因がつかめず、お部屋に雨漏れがありながらも場違いな所にコーキング処理をして、終わりにしたそうです。弊社ではとことん調べて、要因を追及することを大切にしています。雨漏りは単純なものから複雑なものまで多岐に渡ります。風向きなどの気象条件が伴わないと発生しない漏水には特に厄介です。雨漏りの原因が分からないと適当に処理をして終わりにしてしまう業者も多いのです。弊社ではお客様とのヒヤリングを大切にしています。そのことによって今回は雨漏りの原因を特定できました。