川崎市幸区|軒天の雨染みは防水の劣化!ウレタン防水をご提案
更新日:2017年08月24日
川崎市幸区の住宅です。塗装をご検討中のようですが、ベランダの防水で雨漏りが起きているのではないか?と不安を感じているようです。

まず軒天のクラック部分から雨染みがくっきりと表れてしまっています。これはまさに、真上で雨漏りを起こしている跡になります。
ベランダはFRP防水です。FRPとは船舶や自動車にも使用されるガラス繊維で補強されたプラスチックです。

左写真のような細かなひび割れはトップコートの劣化ですので、早めに補修するに越したことはありませんが防水層に影響はありません。
右写真の様にトップコートのみならず亀裂が入っている場合は防水層自体にダメージがある場合があります。

また、ドレンは最も雨水が通る場所ですので、傷むと内部が錆び漏水を引き起こしてしまいます。補修時には必ず交換もしくは改修用ドレンを使用しましょう。
補修の際には必ず下地から行わないと、同じように亀裂が起こる可能性があります。防水層の亀裂は剥がし樹脂モルタルで補修後、ウレタン防水をしていきます。

ウレタン防水を施工する場合には、下地の状態によっては密着工法と絶縁工法(通気緩衝工法)かの施工内容を変更する必要もあります。
下地が水分を含んでいる場合は、下地と防水層に通気層を用い、内部の水分を排出させる構造の絶縁工法は有効的です。
どちらの補修方法が今の現状に適しているのかをしっかりと調査を行った上で、ウレタン防水工事をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2017年08月24日時点での費用となります。
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