更新日：2021年05月15日

君津市の別荘地にお住まいのお客様、その建物の外観は綺麗な状態を保たれています。お客様の趣味でテラスにあたる部分に大きなウットデッキをお持ちでしたが、天然木を使用しているため、劣化してきてしまいました。

外壁塗装後の定期点検に参りました

このお客様は一年前に外壁塗装をご依頼いただいた方で、今回は保証期間中の定期点検にお邪魔しております。外壁塗装時にウットデッキにも塗装をしました。ウットデッキは天然木でしたので、外壁とは違う塗料にて塗装しております。

ウットデッキ塗装

お客様は他の業者にて何度かウットデッキを塗装していました。これまでの塗料がオイルステイン材でしたので、前回も同様のオイル系の塗料を使用しております。今回使用した塗料はosmoカラーウットステインプロテクターと言う商品です。osmoはドイツで生まれた自然塗料です。植物油ベースで出来ているため人や自然にとても優しい塗料となります。特に屋外の木部に適しており、防カビ・防藻・防腐性能が高い塗料です。前回の塗装は約1年ですが、通常のオイル系塗料に比べると表面にはまだ艶があり、化学的な人工物質の配合が少ないものなのに耐候年数の高いことが解ります。

木部の劣化

ウットデッキはどうしても野外にあるため劣化の進行が早く、お客様のウットデッキも約7年が経過し、所々不具合が生じてきていました。塗料が良くても完全に劣化を防げるわけではありません。寿命を延ばすためのものなのです。特に木材の切り口（木材繊維の断面）は小口と言い、水分を吸収しやすく、劣化しやすいところでもあります。天然材の木材で作るウットデッキは肌触りも良く、ナチュラル感が最高の物となりますが、ご自分で日頃からメンテナンスをやる必要があります。とても素敵な空間ですが、お手入れの手間はかかるものなのです。現在では樹脂やプラスチックなどで加工した木材によるウットデッキ材もありますので比較してみても面白いと思います。

ご相談はフリーダイヤル0120-989-742にてお待ちしています。