内装工事、石膏ボードの色々な貼り方
更新日:2016年12月18日
石膏ボードには何種類かありまして、厚みは9.5mm、12.5mm、15mmと幾つかあります。厚みなどで変わりますが、遮音性にも対応しています。特に耐火性の性能に特化しています。防火地域などは、厚みを兼ねた仕様にしなければいけない場合もあります。強みはいくつも在りますが、水分を含むともろくなったり、強度が著しく低下してしまいます。
石膏ボードは、不燃材で燃えません。一般住宅での内装工事で、壁を作る時にはほとんどが、石膏ボードを使用いたします。加工しやすく安易に購入できるので、ホームセンター等でも購入が出来ます。マンションの外壁施工ですと外壁がコンクリートに断熱材がくっついている為、釘やビスなどでは、取り付けが出来ません。よってGLボンドなど専用ボンドで団子状にして、圧着し取り付けます。
木下地での軸組の施工法は、一般住宅等で一番多用されている施工法です。主に専用ボードビスなどで固定いたします。ビスの打つ間隔は、一般的に45㎝間隔のジョイントが100mm間平場は200mmが一般的です。多く打てば良いものではなく、打ちすぎると中の木下地が割れるなどの症状が出て、ビスが効かなくなる可能性がございます。
一部分補修。在来工法によくある柱と柱間に大きな衝撃を加えると貫通してしまいます。石膏ボードの裏に下地が入っていれば、そう簡単には穴は開きませんが、裏が空洞ですと安易に貫通してしまいます。直しには、部分的に下地を入れ同じ厚みの石膏ボードをはめ込みます。石膏ボードの施工にはほとんどが、クロスを仕上げ材として貼り付けるので、ボードパテが必要になります。いずれにせよ、表面が全て平らになるように施工します。自由に切ったり削ったりと色々な形に施工できて隙間を作らない様にするには、石膏ボードに変わる物はないでしょう。
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