【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【点検時の様子】
増田様のお住まいが本当に塗り替えの時期に来ているかを調査します。

外壁は問題ないものの、軒天（軒先の天井）や庇の下の塗装の劣化が激しいようです。塗膜が剥がれてきてしまっています。
窓枠は木でできており、塗装が剥げかけています。全体的に木部の傷みが激しいようです。 雨樋もその縁が変形しています。外回りの排水を担う大事な部分ですし、金額もそれほど高くないので交換した方が無難だと思われます。

【軒天の塗装】
傷みが激しい軒天の塗装を一部始終、ご紹介します。

どんな部分の塗装でも塗る前に必ずやらなければならないことがあります。それはこれから塗装する面を綺麗にすることです。 この作業は「ケレン」と呼ばれ、ヤスリなとで表面のサビや汚れ、古い塗膜を落としていきます。
ケレンで落とした古い塗膜やゴミなどです。家一軒ともなると、大量の塗膜が落ちてきます（左写真）。その塗膜やゴミがお部屋や戸袋に入らないように、予めビニールなどで覆って養生しておきます（右写真）。
ケレンが終わりましたら、まずは下塗りです。この後に行う中塗り・上塗りの塗料を密着させるはたらきを持っています（左写真）。 下塗り後は中塗りです。ここから本来の色を塗っていきます。今回は以前と同じように白をお選びいただきました（右写真）。
仕上げに上塗りを行います。最低3回の塗りを行うことで塗膜を厚くし、耐候性を強め、劣化にも強くすることができます。

【戸袋と窓枠の塗装】
木で出来た戸袋と窓枠の塗装の様子です。

軒天と同じように木部もケレンを行い、不要な古い塗膜やゴミ、汚れを落としていきます（左写真）。 それが終わりましたら、下塗りです。軒天の時と塗料の色が違いますが、塗る部分の素材によって最適な塗料を用います（右写真）。
下塗りが終わったら、中塗りです。面積の広いところはローラーで塗装していきます（左写真）。 窓枠も下塗り、中塗りと作業を進めて生きます。狭い部分は刷毛で塗ります。面積によって道具を使い分けることによって、作業効率をアップします（右写真）。

【雨樋交換】
この先、問題の出そうな雨樋を交換します。

雨樋を固定している金具も錆びてきていたので、新しいものへと交換します。その後、新しい雨樋を設置し、しっかりと排水できるかをチェックします。

【その他の塗装】
玄関ドアや窓格子も塗り替えました。

玄関ドアと窓格子の他、破風板、庇の金属部分も塗り替えました。白い壁に濃い茶色が映え、お住まいが引き締まって見えます。

【工事完了後】

今回は雨樋交換と屋根と外壁の以外のほぼ全部を塗装をしました。木部や金属部は傷みやすく、場合によっては屋根や外壁よりメンテナンス時期が短くなってしまうことがあります。気にかけてあげたい部分です。 訪問してきた業者などに塗装や工事を勧められ、疑問や不安に感じた場合は他の業者の意見も聞いてみましょう。もちろん、私たち街の屋根やさんも、そのような相談を受け付けております。お気軽にご利用ください。

　記事内に記載されている金額は2018年12月11日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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