横浜市都筑区|台風で折れてしまった雨樋を火災保険を利用し改善!
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:雨樋交換 足場
【点検の様子】
住宅の多くに設置されている雨樋ですが、屋根に流れた雨水を集めて適切な所に流すための部材です。
普段お住いにあって当たり前、という印象が強い雨樋ですが、東北地方の一部では雨樋が設置されていない住宅もあるようです。
それは降雪によって壊れてしまう事を予測して、予め取り付ける必要のない住宅構造になっている為ですね。
日本のほとんどの住宅には雨樋が付いていると思いますので、補修方法と破損してしまう原因を理解しておくと良いかもしれません。
破損してしまったのは2階建て住宅の2階部分、更に集水器と呼ばれる、軒樋と竪樋の繋ぎ部分です。
台風の衝撃に耐えきれず、軒樋・集水器・エルボ・呼び樋部分が破損してしまいました。
このたった少しの部分の破損にも限らず、雨樋の部材がこんなにも使われている事はご存知でしたか?
雨樋が破損してしまう事によって、軒樋から流れてくる雨水が竪樋にたどり着かず、真下に落下してしまいます。
実際に経験された方は分かると思いますが、2階からまとまった雨水が落下した時の音は騒音以外の何物でもありません。
カーポートがあれば破損させる勢いで雨水が当たってしまい、地面は雨水で削られ水たまりを作ります。
コンクリートやアスファルトの場合は後々乾くだけですが、地面は徐々に削られ地盤を崩す恐れもあります。
建物の足元を守る為にも、雨樋が適切に機能することが非常に重要になるのです。
雨樋が破損した場合、周りにもたわみや歪みを引き起こす可能性がありますが、軒樋は正常な傾斜で機能していました。
お住いに使用されている雨樋のメーカー・品番を確認し、交換に必要な部材をそろえていきます。
風災によって破損してしまいましたので、火災保険を利用し補修する事が可能です。まずは住宅の火災保険・共済の加入条件・免責金額の設定等をご確認ください。
【雨樋工事に足場は必要?】
今回のように少範囲の破損ですが、それでも足場は必要なんですか?とご質問を頂く事が多いです。
たった数万円の雨樋補修に、十数万をかけて足場を掛けるのか?大変気になりますよね。
雨樋は屋根の軒に取り付けられていることから、まず手を伸ばして作業が出来る場所ではありません。更に2階となると作業上危険が伴います。
その為、住宅の形状で作業がしやすいお住い以外は、足場仮設が必要な現場がほとんどです。
火災保険を利用される方は、補修に必要な工事費用の補償で、足場仮設費用も火災保険・共済の対象内ですのでご安心ください。
【雨樋交換工事】
雨樋交換工事を行います。まずは補修箇所部分の雨樋仮設工事を行います。足場は1面のみの設置では安定性に欠けてしまいます。
その為、最低2面、理想は3面での仮設を行います。安全に作業が出来るように組み立て、雨樋の補修工事に入ります。
まず、破損個所の吊金具は曲がり、再利用が出来なかったので交換し軒樋を設置します。
軒樋から集水器を通り竪樋に流れていきますので、雨樋には集水器に向かって傾斜が付いているのです。
雨水がしっかりと流れるのか確認し、呼び樋とエルボで竪樋に取り付けます。
雨樋はさまざまな素材で出回っていますが、それぞれメリット・デメリットが存在します。
最も使用されている塩化ビニル製は、安価な為メンテナンスコストも抑えることが出来ますが、紫外線や雨風で風化し割れやすくなるという特徴もございます。
素材ごとの寿命を把握し、他のメンテナンスにあわせて補修しておくと無駄なく快適に過ごすことができます。
また思いもしない補修が必要な時に、足場費用も掛かることをしっかりと頭に入れておきましょう!
判断が難しい場合はお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。点検・お見積りは無料にて承っております。
記事内に記載されている金額は2018年10月31日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市都筑区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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