ホーム > 屋根にソーラーパネルを取り付けたら雨漏りが発生
屋根にソーラーパネルを取り付けたら雨漏りが発生
更新日:2015年8月18日
光熱費の削減や売電などが出来るという理由で最近はソーラーパネルが取り付けてあるお住まいがだいぶ増えたような気がします。国からの補助金で設置費用が安くなると言ったメリットを考えてもソーラーパネルの設置がこれからもどんどん増えていくのだろうなと思います。
しかし、その一方でソーラーパネルを取り付けたら雨漏りが発生してしまった。といったトラブルが多いことも事実です。
光熱費削減で日々の出費を減らすつもりが、取り付けてみたら雨漏りが発生してしまった。そのため、一度ソーラーパネルをはずし、傷んだ屋根を修理して、改めてソーラーパネルを設置。このような工事になってしまいますと、ソーラーパネルの撤去、再設置の価格分、ただ雨漏りを修理する工事よりも金額が上がってしまいます。
なぜ、このような事態が起こってしまうのでしょうか?
一つの理由に施工業者の知識不足などがあげられます。
ソーラーシステムを施工したいといった需要が年々増えていることで、屋根知識のないソーラーシステムの専門施工店などが増えている傾向にあり利益追求型の業者にありがちな施工でクレームが増えているようです。
当店でもソーラーパネルを設置してから、雨漏りが発生するようになったとご相談を受け、点検にお伺いするとソーラーパネルを固定しているビスが野地板を貫通しており、太陽光をとどめる金具が屋根に直打ちしてあるなど雨漏りが起こるべくして起こっているような状態でした。
コーキングが適切でない場合、釘から雨水が伝わり野地板まで雨水が伝わってしまいます。野地板のすぐ下にある構造体まで雨で腐食してしまってはお住まい全体の耐久力が弱くなってしまいます。
また、お住まいの築年数が経過し屋根が古くなっている場合はソーラーパネルの設置工事に弱くなっており、そのような状態でソーラーパネルを設置すれば屋根の泣き声が聞こえてきそうです。
そのため、ソーラーパネルを設置する際にも業者選びは慎重に行ってください。あまりにも見積もりが安すぎる業者には注意が必要でしょう。
屋根に関してお困りの事がございましたら、お気軽に120-989-742までご相談ください。
この記事と共通の工事内容の「新人のリフォーム学ブログ」
2017/05/7 築10年未満で発生した雨漏りについて
雨漏りと聞くと、築年数が経過し老朽化してきたお住まいの天井からポタポタと水滴が落ちてきてしまう。そんなイメージはありませんか?
雨漏りに関してのご相談のお電話でも、築20年を過ぎたお住まいからの雨漏り事例がほとんどです。
...続きを読む