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屋根のどこに修理が必要?屋根の名称を紹介します
更新日:2015年8月17日
昨日は屋根の構造について書きましたが、本日は屋根の名称についてご説明したいと思います。
私のブログでも何度か屋根の名称についてご説明しましたが、今回はお家の写真を参考に名称を紹介していきたいと思います。
写真の屋根は、街でも良く見かける切妻屋根で屋根材はスレートで葺かれたものになります。屋根のてっぺんに棟があり、一番面積の広い部分を平部と呼びこの平部に屋根材が葺かれています。
屋根の一番下がった部分を軒、その先端を軒先と呼びます。この軒先のは雨樋が取り付けられており、雨水を排出するため外壁の横部分に縦樋が取り付けられています。
バルコニーと1階部分の屋根の狭間が取り合い部分です。
傾斜のある三角形の屋根は一番上に棟→平部→軒→雨樋があるといった基本的な構造はどの屋根も変わりません。ご自宅の屋根をご覧になる機会がありましたらぜひ確かめてみてください。
修理の事例として多く登場する単語は上の画像の通りとなりますが、主なお問い合わせとして多い例をあげていきます。
まずは、棟のお問い合わせに関して多いものですが、台風などで棟板金が飛んでしまったなどのお問い合わせが多いように感じます。また、点検のため屋根に上らせて頂いた際に多くみられるのが板金と棟をつないでいる釘が抜けているといった事例も多いです。
釘が抜けてしまうと、板金が飛んでしまう可能性がありますので見つけた場合は打ち替などの修理が必要です。
平部では屋根材に苔やカビが生えてしまった。屋根材が割れて落ちてきてしまったなどのお問い合わせを多くいただきます。多くは屋根材の経年による劣化が原因です。場合によってカバー工事や屋根塗装工事などをご提案させて頂いています。
軒天にが剥がれてしまったなどのお問い合わせを頂くことが多い気がします。また、鳥が軒下に巣を作ってしまった為に汚れが気になるなどの悩みを抱えている方も多いようです。
取り合いに関しては、シーリング剤の劣化により漏水してしまったという事例も良く耳にします。雨漏りは必ずしも屋根から起きるとは限りませんので注意が必要でしょう。
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