更新日:2015年11月20日
瓦と聞いて真っ先に思い浮かぶものと言えば、日本瓦が出てくる人は多いのではないでしょうか?しかし、最近では様々な瓦屋根がありその中でも最近多く見かけるのが「セメント瓦」です。
洋風住宅にも和風住宅にも似合うセメント瓦を採用されるお住まいは増えていると思います。日本瓦と比べて様々な形や色があるのが特徴的です。特に色付けはセメント瓦の表面を塗装して使用されている場合が多いため、外壁の色に合わせてお好みの色で塗装できることが魅力の一つでもありそうです。
そんなセメント瓦ですが、メリット・デメリットが存在します。
まず、セメント瓦は非常に割れやすい性質を持っているため、小さな衝撃でも簡単に割れてしまいます。
日本瓦に比べて工事費用は安いのですが、メンテナンス費用は日本瓦よりも高くなることがほとんどです。日本瓦は漆喰を除けば長期間メンテナンスフリーの状態が続きますが、セメント瓦のメンテナンス時期はおよそ10年ほどになります。
主に塗装工事と割れ修理などがありますが、最も多いメンテナンスとして塗装修理があげられます。
セメント瓦の場合、高圧洗浄後に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗で塗装を施していきますが、屋根の形状によってはローラー塗装ではなく吹付塗装をおすすめする場合もあります。
吹き付け塗装を行う場合には、近隣への塗料の飛散を防ぐため、風の少ない日に塗装を行います。
しかし、年数や状態によっては塗装での対応をお断りする場合もございますので、ご了承ください。
セメント瓦は乾式洋瓦と間違いやすく、瓦の種類を間違え誤った塗料で塗装すると塗膜が剥離をおこし、数年もしないうちに塗装がだめになってしまいます。
そのため、のちのちにトお客様とトラブルになるケースが多く、セメント瓦や乾式洋瓦を塗装したがらない業者もいるそうです。しかし、しっかりした知識と経験さえあれば問題なく塗装は出来ます。
もちろん当店ではセメント瓦も乾式洋瓦の塗装も問題なく承っております。
塗装工事のご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。